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  •   宗教科教育法Ⅰ / Teaching Method of Religions Studies I  
      髙橋 原  
      文  
      5  
      前期 金曜日 1講時  

    指定テキストに沿って、海外の事例を参考に、多文化が共存する社会において学校教育において宗教を教えることが持つ意味を学ぶ。

    Each student learns the significance of teaching religion in schools in a multicultural society.

  •   英文学講読 / English Literature (Reading)  
      TINK JAMES MICHA  
      文  
      6  
      後期 月曜日 2講時  

    Kazuo Ishiguro is the acclaimed Japanese-born and British-based author who won the Nobel Prize for Literature in 2017. The Remains of the Day (1989) is one of his most famous novels (and later adapted into a popular movie), which describes the life and love of a butler serving an English aristocrat in the 1930s, and how he reacts to the coming of the Second World War. In this course we will study Ishiguro’s novel as both an example of contemporary English fiction about social class, and as a way to think about the memory of the World War in British Postwar culture. Students will read a part of the novel each week and in the class we will discuss relevant topics. Students should learn about the style of modern fiction, techniques for reading, and improve subject knowledge about twentieth-century culture.

    カズオ・イシグロは、2017年にノーベル文学賞を受賞した、日本生まれで英国在住の高名な作家である。日の名残り』(1989年)は彼の最も有名な小説の一つで(後に映画化され人気を博した)、1930年代の英国貴族に仕える執事の人生と愛、そして第二次世界大戦の到来に対する彼の反応を描いている。 このコースでは、社会階級を扱った現代イギリス小説の一例として、また戦後イギリス文化における世界大戦の記憶について考える方法として、イシグロの小説を学ぶ。受講生は毎週小説の一部を読み、クラスでは関連するトピックについて議論する。現代小説のスタイルや読解のテクニックを学び、20世紀文化に関する知識を深める。

  •   法・政治と社会  
      池田 亮  
      全  
      3セメスター  
      前期 木曜日 2講時 川北キャンパスC302  

    本講義は、ロシア革命から第二次大戦中までの歴史を前史として、戦後の国際関係史を解説する。冷戦は米ソ及びそれぞれを頂点とする陣営の対立として描かれるが、本講義ではイギリスをはじめとする西欧の役割を重視し、単なる米ソ対立ではなく多層的な対立構造として冷戦を捉える。同時に、第三世界の動向にも注目し、いわゆる冷戦とは異なる次元の潮流を分析することによって、冷戦期の国際関係をより長期的な国際関係史の一部として分析する。

  •   英文学・英語学基礎講読Ⅰ / English Literature and Linguistics (Introductory Reading)I  
      TINK JAMES MICHA  
      文  
      3  
      前期 木曜日 3講時  

    This course will consider the period of the “Postwar” in British Literature (1945-2000s). We will read a selection of short stories and study them in the literary, historical and cultural context of literature after World War Two. Topics for study will include: the style of the short story; social class and change in post-war Britain; gender and identity; science, technology and the environment; understanding literary history and periodization of the modern. Students should improve skills for reading fiction in English and understanding comparative modern culture.

    このコースでは、イギリス文学における「戦後」の時代(1945-2000年代)を考察する。選りすぐりの短編小説を読み、第二次世界大戦後の文学、歴史、文化的背景の中で研究する。学習内容には、短編小説のスタイル、戦後イギリスの社会階級と変化、ジェンダーとアイデンティティ、科学技術と環境、文学史の理解と現代の時代区分などが含まれる。学生は、英語で小説を読み、比較近代文化を理解するスキルを向上させる。

  •   宗教学  
      オリオン クラウタウ  
      2セメ:文系 工農/4セメ:理(地)工農  
      2・4セメスター  
      後期 火曜日 2講時 川北キャンパスA404  

    「オカルト的」や「オカルトっぽい」といった言葉は、現代の日本で生きる人間であれば、恐らく目にしたことがあるであろう。漫画や小説、アニメや映画など、「オカルト」の語をそのタイトルに掲げる作品は数多く存在し、現代日本文化に深く浸透しているといえるものである。しかし、今日の我々が何となく使用しているその「オカルト」という言葉はいったい、如何なるものを指しているのだろうか。占星術や降霊術など、前近代の残存とも思われる実践を思い浮かべる人もいれば、円盤や宇宙人という近代独自の現象を連想する人もいる。本科目では、特に19世紀以降における「宗教」と「科学」といった領域の形成を念頭に置きつつ、「オカルト」を軸としたもう一つの近現代史を考えたい。

  •   教育社会学  
      福田 亘孝  
      教  
       
      前期 金曜日 2講時 総合研究棟206教室  

    n/a

  •   教育政策科学演習Ⅲ  
      後藤 武俊  
      教  
       
      前期 火曜日 2講時 総合研究棟906演習室  

    n/a

  •   東北アジア地域史論 / Historical study on Northeast Asia  
      石井 弓  
      環境  
       
      前期 木曜日 2講時  

    この授業では、集合的記憶や社会的記憶の視点から、アジアでの戦争を巡る資料や議論を輪読し、分析する。アジアの各地域で戦争がどのように体験され記憶されてきたかを知り、地域間の比較を通して記憶と社会の関係や、記憶それ自体の性質を探究する。

    本年度は、戦争記憶研究の流れを概観する。まず、1980年代以降の「言語論的転回」に関する論文を取り上げ、現在につながる記憶研究の画期にどのような議論があったのかについてを学ぶ。その上で言語論的転回以降に注目されるようになった「集合的記憶」、「文化的記憶」、「ポストメモリー」などの概念に関する資料を読んでいく。これらは主にヨーロッパから始まった議論であることから、講義の後半ではアジアや中東を対象とした戦争記憶の諸問題を取り上げ、アジアの視点からこれらの概念を捉えなおす試みをする。

    受講生には、現在の戦争記憶を巡る研究が、如何なる記憶論の流れの中にあり、それが今どのような展開をしているのかを理解し、欧米の議論をアジアの視点で捉えなおすことで、アジアの歴史や社会・自然環境を土台とした歴史観や記憶論を生み出す可能性を、それぞれの関心を踏まえて探究してもらいたい。

  •   ヨーロッパ政治史基礎演習  
      平田 武  
      法  
       
      後期 木曜日 4講時  

     社会科学的歴史学は1960~70年代以降に歴史学における大きな潮流となったが、いわゆる「文化論的転回」を経て文化史の挑戦を受け、社会史自体は危機を迎えていると言われて久しい。しかしながら、歴史研究に社会科学の諸理論・分析手法を適用し、歴史的事例から理論へフィードバックを行うことで理論の革新を行うという作業の持っているポテンシャルが汲み尽くされたとは言い難いだろう。本演習では、社会科学的諸理論の適用を通して、ハプスブルク君主国の一部をなした多宗派多民族社会であるハンガリーにおける19世紀の社会的変容過程を多面的に描いた著作を題材にして、社会科学的歴史学の可能性について討論を重ねたい。扱う領域は幅広く、歴史人口学と家族史、歴史地理学と移民研究、産業セクターと社会階層分析、社会階級分析、貴族から紳士へ、政治参加と官僚制化、住居と服装、宗派とネイション、アカルチャレイションとアシミレイション、ユダヤ人問題とジェントリ、学校教育と社会移動研究に及ぶ。

     政治学もまた、歴史学との対話によって社会科学的歴史学の一分野として歴史政治学(比較歴史分析)を生み出しながらも、この間に政治学の分析手法が非歴史性を強めたこともあって、概して歴史研究との交流が盛んになったとは残念ながら言い難い。19世紀ハンガリーという一事例を通してではあるが、本演習を社会科学的歴史学の持つ魅力を再認識する機会にできればと考えている。

     This seminar deals with basic theories and concepts of historical social science and their application to the 19th century Hungarian society based on the text cited below.

  •   中国政治論  
       
      法  
       
      前期 火曜日 3講時  

     中国は、日本にとって重要な経済パートナーであると同時に安全保障上の懸念材料でもある。また、中国は、国際的な影響力を強めている一方で、国内の不安定化という問題を抱えている。

     なぜ、このような矛盾が生じるのか?

     本講義は、日本の将来を考えるうえで無視することのできない存在である中国に焦点をあて、政治学の分析枠組みを用いて、その基本的特徴について考察することを主たる目的としている。言い換えれば、中国はどんな国かということについて政治学の視点から把握しようとする試みである。

     講義では、国民国家やナショナリズムという分析枠組みに関する基本的な説明を踏まえ、中国の国家形態が皇帝専制国家から国民国家へと変容する過程および中華人民共和国における共産党の統治の在り方について論じる。19世紀末以降の日中関係について考察することも本講義の重要な目的の一つとなる。

     This lecture focuses on the process of nation-state building in modern China. It will examine the transformation of the character of modern Chinese nationalism and analyze the political structure of the Chinese communist regime.

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