スペースで区切りながら複数の単語を並べ、を押すと、シラバス中にそれらの単語を全て含む授業の一覧が表示されます(AND 検索)。
検索結果は、検索語とシラバスの内容との類似度に応じてランクされ表示されます。 つまり、検索語に完全に一致したシラバスだけが表示されるわけではありませんのでご注意ください。
対象学部を絞り込みたいときは、全学部の場合は "全"、工学部は "工"、 医学部医学科は "医"、医学部保健学科は "保"、文系学部は"文系"、のように入力します。
曜日と講時を指定するには、"月1"、"木3" のように入力します。 曜日と講時の間にスペースは入れないでください。
開講時期を絞り込むには "1セメ"、"2クォーター"、等のようにスペースを入れずに指定してください。
ヒットする授業が見つかると、 科目名 担当教員名 対象学部 開講セメスター 曜日・時限 に続いて、『授業の目的と概要』が表示されます。
右側の をクリックすると、さらに詳しい内容が別ウィンドウで開きます。
10件以上ヒットした場合は、「もっと見る...」をクリック(タップ)するか 画面をスクロールすると、続きが表示されます。
デフォルトで表示されるのは当該年度(4月〜翌3月分)のシラバスです。例えば、2025年3月に検索を行うと、2024年度分のシラバスが表示されます。 過去のシラバスを見たい場合は 2023 のように、4桁の西暦で入力してください。 ただし、全ての年度のシラバスが登録されているわけではありません。
人工知能 基礎ゼミ
「人工知能」と「基礎ゼミ」の両方を含むシラバス(AND検索)
人工知能 not 基礎ゼミ
「人工知能」を含み、かつ「基礎ゼミ」は含まないシラバス(NOT検索)
人工知能 or ロボット
「人工知能」または「ロボット」を含むシラバス(OR検索)
理 木1 or 木2
理学部対象で、木曜1講時または木曜2講時の授業のシラバス
学務情報システムの時間割情報に複数の曜日・講時が記載されている場合、時間割での検索結果は正しく無い場合があります。 例えば「月曜日 1講時/木曜日 2講時」の授業は「月1」と「木2」だけでなく、「月2」「木1」にもヒットします。
東北大学では、全学教育だけでも凡そ2400、学部専門科目と大学院の科目を含めると、大学全体では優に年間10000を超える授業が開講されています。 そのような授業の電子的な基本台帳とも言えるのが、学務情報システムです。 学務情報システムには、最新かつ全体的な情報が登録されています。 シラバスの検索のみならば、ログインする必要はありません。
学務情報システムは、毎日早朝、メインテナンスのため接続できない時間帯があります。 学外のネットワークからログインするには、認証システムの多要素認証を経なければなりません。
学務情報システムのデータを元に、当該年度の授業を簡単に検索するためのサービスが、このQuickSyllabusです。 過去の授業は検索できませんし、一部の学部のデータは登録されていません。
QuickSyllabusのホーム画面( ホーム )を開くと、管理者がデータの更新作業を行った日時と登録済の授業件数が、授業カテゴリー毎に表示されます。
最新かつ詳細なデータについては、学務情報システムで確認するようにしてください。
東北大学で実施される授業には、教育課程の体系が容易に理解できるように、 科目間の連携や科目内容の難易を表す番号(科目ナンバリング)が付けられています。 シラバス中に記載された LHM-PHI206J のようなコードがそれです。 この科目ナンバリングから、授業を開設している部局と学科・専攻、学問の分野、レベルと性格等を知ることができます。
科目ナンバリングコードは3文字の英字、ハイフン、それに続く7字の英数字から構成されています:
A | BC | -(ハイフン) | DEF | 1 | 23 | G |
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ |
これらの記号の詳しい意味については
を参照ください。
科目ナンバリングの最初の1文字(①)は、授業を開設している部局を表します(下表を参照)。 例えば、LHM-PHI206J は、Lで始まっているので、文学部・文学研究科の授業ということが分かります。
学部・研究科等 | 部局コード |
---|---|
文学部・文学研究科 | L |
教育学部・教育学研究科 | P |
法学部・法学研究科 | J |
経済学部・経済学研究科 | E |
理学部・理学研究科 | S |
医学部・医学系研究科 | M |
歯学部・歯学研究科 | D |
薬学部・薬学研究科 | Y |
工学部・工学研究科 | T |
農学部・農学研究科 | A |
国際文化研究科 | K |
情報科学研究科 | I |
生命科学研究科 | B |
環境科学研究科 | G |
教育情報学教育部 | F |
全学教育科目 | Z |
教職科目 | Q |
科目ナンバリングの、ハイフンから数えて4番目の文字(④)は、その授業のレベルや性格を表しています(下表)。 例えば、LHM-PHI206J のコードは2ですので、学部レベルの基礎的な内容であることが分かります。
課程 | レベル・性格 | コード |
---|---|---|
学部 | 全学教育科目(外国語上級科目を除く)及びそれに準ずる科目 | 1 |
基礎的な内容の科目、全学教育科目(外国語上級科目) | 2 | |
発展的な内容の科目 | 3 | |
卒業論文、卒業研究、臨床実習関連科目等 | 4 | |
大学院(修士・専門職) | 基礎的な内容の科目、研究科共通科目 | 5 |
発展的な内容の科目、研究指導科目 | 6 | |
大学院(博士) | 専門的な科目 | 7 |
視野拡大のための科目(学際的、総論的なもの) | 8 | |
レベル分け等が困難な科目(海外留学、インターンシップ関連科目等) | 9 |
検索の仕組みを知っておくと,より的確に授業を見つけ出すことができるはずです。
QuickSyllabus (QSL) は、学務情報システムに掲載されているシラバスの本文を、形態素解析と呼ばれる方法でまとまりのある字句に分解し、 その索引を生成、検索に用いています。
「熱力学」を例に、QSLの挙動を説明します。 QSLの辞書には学術用語の多くが登録されていないため、「熱力学」は「熱」と「力学」の合成語として認識され、検索用の索引が作成されます。 そのため、『熱力学』をキーワードに検索しても、『熱 力学』と分けても、結果は同じになります。
『基礎ゼミ』をキーワードに指定した場合も、内部では「基礎」と「ゼミ」という二つの単語に分解されて処理されますので、 シラバス本文にそれらの単語の両方を含むものにもヒットします。 このように、検索語の選び方(字句の区切り)が意図したとおりにならない場合がありますので注意しましょう。
『量子論的な解釈』を検索する場合のように、語尾(「的な」の部分)をある程度変えても(例えば『量子論の解釈』のように) 検索結果は大きくは変わりません。 このことは、QSLでは、"量子論的な解釈"に完全一致するテキストを検索することは出来ないことも意味します。
キーワードをスペースで区切って並べると、それら全てを含むシラバスがヒットします。 このように、QSLの動作は「AND検索」が基本となります。
二つのキーワードを OR で結ぶと、シラバス中にそれらのどちらか一方でも含んでいれば、ヒットします(OR検索)。 『人工知能 OR ロボット OR ニューラルネット』 のように、ORを繋げることも可能です。
特定のキーワードを含まないシラバスを探したい場合は、キーワードの前に NOT を付けます(NOT検索)。 『人工知能 NOT ロボット』は、「人工知能」を含み、かつ「ロボットは含まない」シラバスにヒットします。
ORやNOTとキーワードの間には必ずスペースが必要です。ORやNOTは大文字でも小文字でも構いません。 また、これらをさらに組み合わせることもできます。例えば、『人工知能 OR ロボット NOT 基礎ゼミ』 で検索すると、「人工知能」または「ロボット」を含むシラバスの中で、「基礎ゼミ」は含まないもの、にヒットします。
木曜日の3講時の授業を検索する場合、検索語は『木3』と指定します。「木」と「3」の間にスペースは入れません。
時間割の検索に使われるデータは、学務情報システムの「曜日・講時」の情報を元に生成されています。 ここで、「木曜日 3講時/金曜日 1講時」のように、複数の曜日・講時が併記されている授業では、 『木3』、『金1』に加え、『木1』、『金3』にもヒットしてしまいます。 このように、時間割で検索すると、該当しない授業も含まれる可能性があることにご注意願います。
対象とする学部を絞り込む場合は、検索語として、 文系, 理系, 医, 保, 農, 工, 薬, 教, 文, 法, 理, 経, 全 のいずれかを指定します。
シラバス本文を見ているときに、対象(開講)学部を知りたい場合は、 科目ナンバリングコードを確認しましょう。 例えば、コードが LHM-PHI206J であれば、最初の英字 L から、それが文学部の科目であることが判ります。 科目ナンバリングについては、この「ヘルプ」のひとつ前の項目に説明があります。
シラバスの本文の表示画面の下部にある
ボタンを押すと、登録されている全ての学部・大学院のシラバスの中から、表示中のシラバスとの類似度が高いものを探し、 類似度順にリストされます。 リストには、そのシラバス自身も含まれます。となりの
ボタンを押すと、元となったデータを学務情報システムで表示することができます。 重要な事項は、学務情報システムでも確認しておくことをお勧めします。サービスの入り口のページ( https://qsl.cds.tohoku.ac.jp/qsl/ )のQRコードは以下のとおりです:
本サービスは無保証・無サポートで、これを利用した結果について、データ駆動科学・AI教育研究センターは一切の責任を負いません。 本サービスは実験的に運用しているもので、 予告なく一時的に中断したり、内容や仕様を変更、またはサービスを終了する場合があります。 また、利用者が東北大学および部局等が定める規定、法律、法令に反する行為に及んだ場合、および、サービスの健全性を損なう行為に及んだと判断される場合には、 予告なく利用を制限または停止することがあります。 登録されたユーザー情報および書き込まれたデータを本サービス以外の目的に使用したり第三者に提供することはありませんが、 個人が特定されない形での利用統計情報は公表する場合があります。