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  •   日本語学各論 / Japanese Linguistics (Special Lecture)  
      講師(非)  
      文  
      5  
      前期集中 その他 その他  

    日本語の文法変化の具体的事例として機能語(助詞)の確立過程を取り上げ、言語の変化と多様性およびそれを支える構造について考える。日本語の、音韻、形態、統語・意味的な側面が相互に関連しながら変化していく様相を観察し、個々の形態の変化を条件付けたり制約として作用したりする語彙的意味や構造的特性と、変化をもたらす言語運用上の諸条件の関係について考察する。言語変化の把握や記述・分析法の一例を提示するとともに、さまざまな立場を批判的に検討し、言語の変化や多様性にかかわる諸現象を分析する手法を身につける。

    The main aims of this course are to explore properties of syntax and syntactic change in the history of Japanese. Some aspects of morphology, semantics and pragmatics are also included where relevant. We will survey selected changes and discuss different accounts, that will also introduce various approaches to syntactic change.This course deals with the factual linguistic knowledge and the specialized knowledge on historical development of Japanese functional morphemes. It also help students acquire the skills and proficiency needed for historical study on Japanese grammar.

  •   日本語学特論Ⅰ / Japanese Linguistics(Advanced Lecture)  
      講師(非)  
      文  
       
      前期集中 その他 その他  

    日本語の文法変化の具体的事例として機能語(助詞)の確立過程を取り上げ、言語の変化と多様性およびそれを支える構造について考える。日本語の、音韻、形態、統語・意味的な側面が相互に関連しながら変化していく様相を観察し、個々の形態の変化を条件付けたり制約として作用したりする語彙的意味や構造的特性と、変化をもたらす言語運用上の諸条件の関係について考察する。言語変化の把握や記述・分析法の一例を提示するとともに、さまざまな立場を批判的に検討し、言語の変化や多様性にかかわる諸現象を分析する手法を身につける。

    The main aims of this course are to explore properties of syntax and syntactic change in the history of Japanese. Some aspects of morphology, semantics and pragmatics are also included where relevant. We will survey selected changes and discuss different accounts, that will also introduce various approaches to syntactic change.This course deals with the factual linguistic knowledge and the specialized knowledge on historical development of Japanese functional morphemes. It also help students acquire the skills and proficiency needed for historical study on Japanese grammar.

  •   英語学概論 / English Linguistics (General Lecture)  
      中村 太一  
      文  
      3  
      前期 火曜日 4講時  

    英語の音声と文法に関する基本的現象が現代言語学の観点からどのように分析されるのを解説し、英語学における基本概念や論証の仕方を理解してもらう。また、英語の歴史的変遷や他の言語との違いを解説することにより、英語という言語の普遍性と特殊性を理解してもらう。

    This course is an introduction to the formal analysis of syntactic structures of English within a framework of Generative Grammar. We will also see the sound system and historical change of English.

  •   英語学概論 / English Linguistics (General Lecture)  
      中村 太一  
      文  
      4  
      後期 火曜日 4講時  

    英語の音声と文法に関する基本的現象が現代言語学の観点からどのように分析されるのを解説し、英語学における基本概念や論証の仕方を理解してもらう。また、英語の歴史的変遷や他の言語との違いを解説することにより、英語という言語の普遍性と特殊性を理解してもらう。

    This course is a continuation of Introduction of English Syntax I, focusing on the formal analysis of syntactic structures of English within a framework of Generative Grammar. We will also see the sound system and historical change of English.

  •   言語構造論  
       
      情報基礎科学専攻、システム情報科学専攻、人間社会情報科学専攻、応用情報科学専攻  
      前期  
      前期 水曜日 2講時  

    自然言語は、さまざまなレベルで構造化されている。まず、音と意味の恣意的な組み合わせである「語」、「語」と「語」の統語的な組み合わせにより作られる「句」ないし「文」、更には、その「文」と「文」のつながりにより作られる「複文」や「重文」から成る。また、「語」の内部にも、複合語や派生語のばあいには、一定の法則で支配された内部構造がある。ここで「構造」とは、統語構造、形態構造、音韻構造、概念構造のことであり、加えて、「文」の中での構成要素同士の語順の決定には「情報構造」も大きな影響を及ぼす。また、「文」の構造と意味の理解には、メタファー・メトニミーなどの多機能性に関する法則や、文法化・構文化・語彙化・イディオム化の言語変化に関係する法則も関与する。

    本講義では、生成文法理論、語彙意味論、形態論、音韻論、機能文法、認知文法、歴史言語学、言語類型論などの言語学の各分野の最新の知見と成果を踏まえて、自然言語の構造の体系と、そこに見出される法則性について講述する。また、言語の形式と意味が通時的にどのように変化して来たか、その結果として、世界の言語にはどのような変異が見られるか、などの問題についても講述するとともに、演習問題にも取り組む。

  •   言語学・日本語科学  
      小川 芳樹  
      1セメ:法経医薬工(1~5、15~16組)農/3セメ:理系  
      1・3セメスター  
      前期 木曜日 2講時 川北キャンパスA305  

    我々は、自分の母語については、幼児期に知らぬ間にその文法知識を獲得しており、その中身を特に意識することなく使いこなせるだけでなく、多くの場合、それを知っていることすら意識しない。一方で、その無意識に獲得した母語の知識が、外国語を学ぼうとするときには、妨げになることがある。我々は母語をどのようなメカニズムで獲得しているのだろうか。日本語と英語は、どのような性質が共通していて、どのような点で異なっているのだろうか。また、すべての自然言語に共通の性質とは何だろうか。

    また、いかなる自然言語も、その音韻・形態・統語・意味的特徴は、数百年の幅で大きく変化し変異形を生じるばかりでなく、50~100年といった比較的短期間の間にもそれなりに変化する。そのような言語変化は、いったいどのようなメカニズムで起きるのだろうか。また、そのように常に変化している言語でも、それが母語であるならば、我々は苦もなく獲得でき、間違うことなく使うことができるだけでなく、異なる世代間でもコミュニケーションができるのだが、それはなぜだろうか。

    本講義では、1950年代以降の現代言語学において明らかにされてきた自然言語の音韻・形態・統語・意味に関する法則性や変化の法則、言語獲得と言語運用を可能にしている脳内文法や認知・知覚のメカニズムについて教科書と教員の解説を通して学ぶとともに、コーパスを使って、特に、日本語や英語の語彙や構文の最新の用法や変化の過程などを調べる方法を身につける。

  •   日本語学概論 / Japanese Linguistics (General Lecture)  
      大木 一夫  
      文  
      4  
      後期 火曜日 2講時  

    言語はおよそ文という単位をもち、語という単位をもつ。その文や語のもつ構造やその構成の規則を考えていくのが文法論である。ここでは、その文法論について、文法論はなぜそのように考えるのか、その結果、どのような帰結が導かれるのかということを考えていく。対象とする言語は現代日本語を中心とする。

    A language is composed of sentences and words. Grammatical theory considers the structure of sentences and words and the rules of their composition. In this class, we will discuss the theory of grammar, why the theory of grammar thinks the way it does, and what results are derived from it. The target language is mainly modern Japanese.

  •   展開ロシア語Ⅱ  
      川辺 博  
      理系  
      4セメスター  
      後期 月曜日 5講時 川北キャンパスA303  

    「展開ロシア語I」に引き続きロシア文法を学ぶとともに、語形変化に注意しつつ文法的意味を確認しながら正確にロシア語の文章を読む訓練をする。また、この授業から徐々に、ロシア文法中で最も理解の難しい文法カテゴリーである動詞の「体」についての学習を始める。

    【インターネットおよびスマホに関する注意事項(重要!)】

    (1)インターネット上で無償で閲覧できるサイトのロシア語の語彙、音韻、文法に関係する情報には誤ったものが数多くあるが、当然のこととして初級・中級の学習者にはその正否の判別ができない。したがって、本学でのロシア語学習においてはロシア語の単語や文法事項をインターネット上で調べることを禁じる。

    (2)特に無償の「オンライン辞書」、「辞書アプリ」、「翻訳アプリ」の類は誤りが極めて多い。しかも単語の語形変化やそれに伴うアクセント移動といったロシア語学習において絶対必要な情報が示されていないので、本学におけるロシア語の授業との関連においてこれらを用いることは絶対にしてはならない。必ず露和辞典を購入し、それを使って調べること。インターネット以外の有償の「電子辞書」の使用は禁じないが、「紙の辞書」の方が文法説明が詳しいので後者を薦める。

    (3)以上の理由により、教室での授業中にスマホを扱うことを厳禁する。また、他の授業での必要上タブレットPCやノートPCを教室に持ち込んでいる場合であっても、ロシア語の授業中にインターネットに接続してはならない。

  •   日本語変異論特論Ⅰ / Variation of Japanese(Advanced Lecture)  
      大木 一夫  
      文  
      1学期  
      前期 木曜日 2講時  

    現代日本語の文法現象をとりあげ、それについての先行研究をふまえながら、文法的な分析を試みる。また、その内容について、具体的な例文にもとづきながら文法的に考え、議論する。テーマは、名詞収束型文。なお、より具体的な講義内容・日程等の詳細は、開講時に提示する。

    This course focuses on the grammatical phenomena of modern Japanese and conducts grammatical analysis. Through this, you deepen your understanding of Japanese grammar. The theme is noun convergent sentences.

  •   基礎ロシア語Ⅱ  
      柳田 賢二  
      全  
      2セメスター  
      後期 火曜日 5講時 川北キャンパスA203 / 後期 金曜日 5講時 川北キャンパスA203  

    ・文法知識と並行してロシア語を読み、書き、聞き、話すための基礎的能力を養う。

    ・ロシア語の語形変化を学ぶために極めて有効な「音素」の概念について学ぶ。

    ・動詞の現在特殊変化、-ся動詞の意義と変化、不定人称文の構造と意義、動詞の過去形などロシア語の初級文法のうちの再重要部分を把握し、ロシア語の文法構造の概要を理解する。

    ・次々と新しい文法事項が出て来るので論理的思考力と膨大な記憶負担量が要求されるが、一旦ロシア語の学習を始めた以上は「難しいからこそ挑み、克服する」という意志を持ち続けてほしい。

    ・この科目は完全な初心者向けのロシア語の授業であり、海外においてロシア語で教える学校(日本の高校以上に相当する学校)を卒業した者は国籍・民族を問わず履修できない。(注:次の露文はこの注意事項の訳である。)

    【ВНИМАНИЕ!】Это занятия русского языка для настоящих начинающих. Не допускаются студенты, окончившие русскоязычную школу, независимо от гражданства и национальности.

    【インターネットおよびスマホに関する注意事項(重要!)】

    (1)インターネット上で無償で閲覧できるサイトのロシア語の語彙、音韻、文法に関係する情報には誤ったものが数多くあるが、当然のこととして初級・中級の学習者にはその正否の判別ができない。したがって、本学でのロシア語学習においてはロシア語の単語や文法事項をインターネット上で調べることを禁じる。

    (2)特に無償の「オンライン辞書」、「辞書アプリ」、「翻訳アプリ」の類は誤りが極めて多い。しかも単語の語形変化やそれに伴うアクセント移動といったロシア語学習において絶対必要な情報が示されていないので、本学におけるロシア語の授業との関連においてこれらを用いることは絶対にしてはならない。必ず露和辞典を購入し、それを使って調べること。インターネット以外の有償の「電子辞書」の使用は禁じないが、「紙の辞書」の方が文法説明が詳しいので後者を薦める。

    (3)以上の理由により、授業中にスマホを扱うことを厳禁する。また、他の授業での必要上タブレットPCやノートPCを教室に持ち込んでいる場合であっても、ロシア語の授業中にインターネットに接続してはならない。

    (4)板書は、必ず紙のノートに筆写すること。板書した事項は、全て試験範囲に含まれる。

     この科目におけるロシア文法の説明は、全て日本語で行う。以上の日本語文が理解できない者は履修を認めない。

    This course provides all explanations of Russian grammar in Japanese. Students who are unable to comprehend this Japanese paragraph are ineligible to enroll in this course.

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