内容に類似性のあるシラバス

3015 件ヒット (0.019秒):

  •   社会学演習 / Sociology (Seminar)  
      田代 志門  
      文  
      5  
      前期 水曜日 2講時  

    病いの語り(illness narrative)研究とは、主に社会学と人類学において1980年代以降に発展してきた患者経験の研究の総称である。その焦点は、病いや痛み、苦悩の経験を言葉によって意味づけていく側面に着目しつつ、本人が自らの病いをどのように捉え、それにどう対処しようとしているのかを明らかにすることにある。本講義では病いの語り研究の古典の一つであるアーサー・W・フランクの『傷ついた物語の語り手――身体・病い・倫理』を取り上げ、その後の論争や関係する経験的研究を検討しつつ、その可能性と課題を検討する。

    This course provides an overview of illness narrative research, focusing on the work of Arthur W. Frank.

  •   社会変動学研究演習Ⅱ / Theory of Social Change(Advanced Seminar)II  
      田代 志門  
      文  
       
      前期 水曜日 2講時  

    病いの語り(illness narrative)研究とは、主に社会学と人類学において1980年代以降に発展してきた患者経験の研究の総称である。その焦点は、病いや痛み、苦悩の経験を言葉によって意味づけていく側面に着目しつつ、本人が自らの病いをどのように捉え、それにどう対処しようとしているのかを明らかにすることにある。本講義では病いの語り研究の古典の一つであるアーサー・W・フランクの『傷ついた物語の語り手――身体・病い・倫理』を取り上げ、その後の論争や関係する経験的研究を検討しつつ、その可能性と課題を検討する。

    This course provides an overview of illness narrative research, focusing on the work of Arthur W. Frank.

  •   日本語構造論研究演習Ⅰ / Structure of Japanese(Advanced Seminar)  
      甲田 直美  
      文  
      2学期  
      後期 月曜日 2講時  

    物語の分析理論が、実際の語りや物語作品のことばの分析にどのように適用できるかを演習をとおして体験する。物語にはフィクションとしての物語作品の他に、日常会話における語り(ナラティブ)も含む。

    Through exercises, students will experience how the theory of narrative analysis can be applied to the analysis of the language of actual narrative works. Narratives include not only fictional narrative works but also narratives in everyday conversation.

  •   日本語学演習 / Japanese Linguistics (Seminar)  
      甲田 直美  
      文  
      6  
      後期 月曜日 2講時  

    物語の分析理論が、実際の語りや物語作品のことばの分析にどのように適用できるかを演習をとおして体験する。物語にはフィクションとしての物語作品の他に、日常会話における語り(ナラティブ)も含む。

    Through exercises, students will experience how the theory of narrative analysis can be applied to the analysis of the language of actual narrative works. Narratives include not only fictional narrative works but also narratives in everyday conversation.

  •   生涯学習論演習Ⅳ(社会教育演習)  
      甲斐 健人  
      教  
       
      後期 金曜日 2講時 総合研究棟204演習室  

    n/a

  •   表象文化論Ⅱ  
      寺本 成彦  
      国文  
       
      後期 金曜日 4講時  

    まずリュミエール、メリエスから1910年代末頃までの映画史の流れを再検討する。D・W・グリフィスが1910年代後半までに映像によって物語る方法を完成した後、映像表現を物語に従属させることから離反して行こうとする映画作家たちの試みを考察する。具体的にはフェルナン・レジェ『バレー・メカニック』(1924)、ルネ・クレール『幕間』(1924)、ジガ・ヴェルトフ『カメラを持った男』(1929)、ブニュエル/ダリ『アンダルシアの犬』(1929)を取り上げる。

    First, we will re-examine the history of the cinema from its beginning (Auguste and Louis Lumière, Georges Méliès) to the end of the1910's when D. W. Griffith complete the manners of narration by film. Secondly, we will exmanine a contrary tendance of cinema : deconstruction / reconstruction of the narrative by cinema. On this point of view, we will analyse Ballet mécanique (Fernand Légier, 1924), Entr’acte (René Clair, 1924), Man with a Movie Camera (Dziga Vertov, 1929), Un chien andalou (Buñuel, Dalí, 1929).

  •   社会学研究実習Ⅱ / Sociology(Research)II  
      青木 聡子  
      文  
       
      後期 金曜日 3講時 / 後期 金曜日 4講時  

    質的調査手法を実践的に理解し、社会調査の設計から結果の公表までの一連の過程を習得することを目的とする。

    社会調査の基本知識・手法を学び、フィールドワーク(聞き取り調査、参与観察、資料収集など)をおこなう。調査データを整理し分析することを通じて、質的調査を遂行する能力を身につける。

    The purpose of this course is to gain a practical understanding of qualitative research methods and to master the series of processes from social research design to publication of results. In this class, students learn the basic knowledge and methods of social research, conduct fieldwork (interviews, participant observation, data collection, etc.)

  •   物語メディア論  
       
      人間社会情報科学専攻  
      前期  
      前期 火曜日 2講時  

    数値によるデータ分析は、人文社会科学を含めた多くの学問分野で基本的な研究手法の一つです。しかし、たとえば人間の生について、すべてを数値に置き換えることはできません。複雑な背景をもつ個人や社会を大づかみにとらえる際に単純化・抽象化の作業は有効ですが、複雑なものを複雑なままに受け止めることが必要な場合もあります。ライフストーリーもしくはライフヒストリー研究などの質的研究は、数量データとしばしば対置される「物語(ナラティブ)」に主眼をおくもので、量的研究としばしば対比されます。生きられた物語(身の上話、生活史)だけでなく、虚構の物語もまた、私たちの生活において大きなリアリティを持っており、その具体性・個別性・細部こそが質的データであるといえる。とはいえ、数量データと物語とは、単にそれぞれの専門家が別々に取り組むのではなく、両方の手法のメリットと限界を知り、境界線上に立って複雑な社会を見つめる視野を持つことは重要だろう。この授業でははじめに、「エビデンス」をめぐる学界の動向、エビデンス主義への批判や質的研究の課題とされてこと等について講義する。続いて、生活史、戦争、環境問題など具体的なトピックについて、数量データと物語の可能性と限界を考察するため、文献講読を行う。

    人文系の学生と理系の学生が共存する情報科学研究科の環境を生かし、ディスカッション形式で学ぶことにも重きをおく。

  •   日本古典文学研究演習Ⅱ / Study of Japanese Classical Literature(Advanced Seminar)II  
      横溝 博  
      文  
      2学期  
      後期 月曜日 4講時  

    『源氏物語』「空蝉」〜「末摘花」巻を輪読する。担当者は割り当てられた範囲の【梗概】および【考察】をレジュメとしてまとめ、それを資料として用意し、事前に配布した上で発表する。発表者が提起した問題点について、参加者全員で検討を加え、ブラッシュアップしていくことで、物語の読解力を高めていくことを目的とする。  

    In this class, you will read the volume captioned 'Utusemi' to 'Suetumuhana' in Genji Monogatari. The person in charge summarizes the [abstract] and [consideration] of the assigned range as a resume, prepares it as a material, distributes it in advance, and announces it. The aim is to improve the reading comprehension of the story by reviewing and brushing up the issues raised by the presenters with all participants.

  •   社会変動学研究演習Ⅳ / Theory of Social Change(Advanced Seminar)IV  
      青木 聡子  
      文  
       
      後期 火曜日 5講時  

    戦争、災害、差別など、一般的にネガティブな感情をともなう記憶(=いわゆる「負の記憶」)に、人びとはいかに集合的に向き合ってきたのか。この授業では、「負の記憶」を語ること、聞くこと、そして継承することに着目して、現代社会のあり様を考えることを目的とする。

    How have people collectively faced memories that generally involve negative emotions, such as wars, disasters, and discrimination (so-called ``negative memories'')? The purpose of this class is to consider the state of modern society by focusing on talking about, listening to, and passing on "negative memories."

もっと見る…