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社会学研究実習Ⅱ / Sociology(Research)II

後期 金曜日 3講時 / 後期 金曜日 4講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 青木 聡子. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LIH-SOC616J. 使用言語: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

社会学研究実習Ⅱ

授業題目

社会調査実習Ⅱ

Course Title (授業題目)

Social Research Methods 2

授業の目的と概要

質的調査手法を実践的に理解し、社会調査の設計から結果の公表までの一連の過程を習得することを目的とする。
社会調査の基本知識・手法を学び、フィールドワーク(聞き取り調査、参与観察、資料収集など)をおこなう。調査データを整理し分析することを通じて、質的調査を遂行する能力を身につける。

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

The purpose of this course is to gain a practical understanding of qualitative research methods and to master the series of processes from social research design to publication of results. In this class, students learn the basic knowledge and methods of social research, conduct fieldwork (interviews, participant observation, data collection, etc.)

学習の到達目標

調査設計、調査データの収集と分析を通じて、質的調査を遂行する能力を身につける。

Learning Goals(学習の到達目標)

The goal of this class is to acquire the ability to conduct qualitative research by organizing and analyzing research data.

授業内容・方法と進度予定

1 ガイダンス――調査倫理の説明、聞き取り調査のシミュレーションなど
2 データ収集(1)(聞き取り調査、参与観察、文書資料の取集など)
3 データ収集(2)(聞き取り調査、参与観察、文書資料の取集など)
4 データ収集(3)(聞き取り調査、参与観察、文書資料の取集など)
5 データ収集(4)(聞き取り調査、参与観察、文書資料の取集など)
6 分析方針の検討
7 調査結果の整理、分析(1)
8 調査結果の整理、分析(2)
9 調査結果の整理、分析(3)
10 追加調査の実施
11 調査報告書の作成(1)
12 調査報告書の作成(2)
13 調査報告書の作成(3)
14 調査報告書の作成(4)
15 調査報告会(口頭発表)

成績評価方法

授業時の平常点50 %、課題レポート 50%

教科書および参考書

岸政彦・石岡丈昇・丸山里美,2016,『質的社会調査の方法』有斐閣.
蘭由岐子,2017,『「病いの経験」を聞き取る[新版]――ハンセン病者のライフヒストリー』生活書院.

授業時間外学習

この授業は4-5人からなるグループに分かれて調査をおこなう。授業時間には各グループからの報告をおこなってもらうため、グループごとに時間外の作業をおこなうことになる。具体的には、各段階での課題の検討や、必要な準備などである。

その他

社会学研究実習(社会調査実習Ⅰ)とあわせて履修してください。

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