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分業社会の今日、我々は他人の財物を獲得したりサービスを受けて生活をしているが、それらの獲得手段として契約がある。この契約を法的にみるとどのようなことになるのか。とりわけ紛争が生じた場合にはどのように法的に解決されるのか。具体的に身の回りで生ずる紛争を例示しながら、民法やその他の特別法(消費者契約法・特定商取引法・割賦販売法・借地借家法、など)がどのようにルールづけているのか、つまりはどのような条文が適用されるのかを具体的にみていくことにする。さらには、条文を適用する際に条文を解釈することも必要となり、裁判所においてどのように解釈され、法律が適用されているのかも含めてみていくことにする。これにより、経済活動をルールづけている民法を具体的に知ることができるとともに、経済活動を多面的・立体的にみることもできるようになる。
またこれらを通じて、法的思考方法を理解し、身に付け、社会で起きている様々な紛争を法的にみることができるようになるとともに、権利意識を身につけることを目的とする。
This course provides explanations of the economic transaction based on the concepts of law and helps students learn how to resolve conflict by applying law, as well as deepen understanding of its court decision.
本講義では、民法第4編親族および第5編相続を扱う。
法的制度の定義、要件・効果、制度趣旨といった基本事項を覚えるとともに、それらを用いて教科書に掲載されているような典型的な事例や有名な判例の事例の法的解決を説明できるようになることを目的とする。さらに、判例の読み方をはじめとする法律学の学習方 法についても認識を深めることも目的とする。司法試験受験などに対応するための高度の専門知識や解釈論の対立に立ち入ることは限られてしまうが、そうした学習を志す受講生に向けて、学習を深めるべきポイントの提示などの情報提供は適宜に行う。
This lecture deals with Book 4 (Relatives) and 5 (Inheritance) of the Civil Code. Students learn basic matters such as the definition, requirements / effects, and the purpose of the institutions on civil law, and use them to explain the legal resolution of typical cases.
私法上の法律関係やこれをめぐる民事裁判手続は、一国(日本)の中で自己完結するとは限らない。現実の裁判においては、例えば、外国に所在する者との間の物品売買契約にはいずれの国又は地域の実体法(日本法とは限らない。)が適用されるのか、このような者に対して日本で訴えを提起できるのか、できるとしてどのような手続が必要になるのか、といった問題が発生する。
そこで、本授業は、①国際的な私法上の法律関係の規律(狭義の国際私法)、②国際的な要素を含む紛争解決手続の規律(国際民事手続法)、③国際的な要素を含む取引の規律(国際取引法)を学ぶことで、上記のような事案を的確に分析できるようになることを目的とする。
This course aims at understanding the fundamental principles of (i) Japanese rules on conflict of laws, (ii) Japanese rules on international civil procedure, (iii) international trade law rules relevant to Japan. The students are expected to learn the practical operation of these rules and to improve the skills on how to properly apply them to cases with international elements.
民法の全領域を対象に、判例をベースにした事例問題あるいはオリジナルの事例問題(2023年度の演習からはテーマを変更する)に対する解答を作成し、質疑に応答することを通じて、要件・効果に関する基本的知識とともに解釈論を自ら展開する能力を身につけることを目的とする。
また、毎年新潟大学のゼミとの討論会を実施しており、今年度は12月の土日に新潟大学ゼミを仙台に迎える予定となっている。詳細は、初回授業において説明する。
The purpose of this seminar is to give students the basic knowledge of civil law and to develop the students' abilities to interpret the law through case studies.
A discussion session with seminars from other universities is planed to hold. Details will be explained in the first class.