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不法行為法

後期 金曜日 1講時. 単位数: 2. 担当教員: 久保野 恵美子. 科目区分: 基幹講義. 授業形態: 講義. 対象学年: 2,3,4年次対象. 履修年度: 2024.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

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週間授業回数

1回毎週

配当学年

2年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

対面式を予定。

連絡方法とクラスコード

授業についての連絡はGoogle Classroomを用いて行う。 クラスコード:27wcnj5

初回授業日等

10月4日(金)

授業の目的と概要

民法のうち、第3編「債権」の第3章「事務管理」、第4章「不当利得」、第5章「不法行為」について扱う。
これらの各分野について、制度の存在理由、主たる適用場面、相互関係について基本的知識を修得し、これを使って簡単な事例を解決する応用力をつけることを目標とする。

授業内容・方法と進度予定

授業は講義形式で行う。進行予定はおおよそ次のとおりである。

1 不法行為法の意義と特徴
2 不法行為責任の要件①―総論,責任阻却事由
3 不法行為責任の要件②―損害,因果関係
4 不法行為責任の要件③―権利・利益侵害又は違法性
5 不法行為責任の要件④―権利・利益侵害又は違法性
6 不法行為責任の要件⑤―故意・過失
7 不法行為責任の要件⑥―事件類型別の検討
8 不法行為責任の効果①―損害賠償請求主体,損害賠償の範囲等
9 不法行為責任の効果②―損害額の算定,非金銭的救済,賠償減額事由(過失相殺、損益相殺等)
10 特殊不法行為責任①―他人の行為による不法行為責任
11 特殊不法行為責任②―物の作用による不法行為責任
12 特殊不法行為責任③―共同不法行為
13 事務管理・不当利得①―侵害利得,給付利得
14 不当利得②―特殊な給付利得,多数当事者型の不当利得
15 総括及び試験

学習の到達目標

①不法行為・事務管理・不当利得の基本的なルールや考え方について、基本的な理解を得ること。
②基本的な紛争事例に即した解決の道筋を考えることができるようになること。

成績評価方法

学期末の筆記試験による。

教科書および参考書

教科書等:追ってGoogle Classroom上に掲示する。

授業時間外学習

授業中の指示により、事前に教科書の該当箇所及び判例を指示するので、できるだけ予習をして参加することが期待される。復習として、授業で用いたレジュメ・教科書・判例集を用いて、自分でアウトプットできるようになるまで知識を定着させることが求められる。

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