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毎日欠かせぬ食べ物。「最も身近」であるはずなのに、何がどこでどうなっているのか「わからない!」ものの筆頭とも言えます。そして食の背後には必ずあるはずの農。何やら縁遠く、もっと「知らない」状態ではないでしょうか。
身近だから気づかない、縁遠いから知らない。--これは認識の落とし穴です。
あれこれの不祥事や犯罪などヤミの世界のことを言っているのではありません。私たちのふだんの生活とかかわる社会の構造。それが「見えていない」のです。これを「可視化」しなければなりません。
食と農を切り口に、日常の生活とのかかわりから現代社会について考えてみるのが本講の目的です。
これは「生活と世界を変えるための小さな一歩」かもしれません。
3・11 の大震災以後、人間と自然の関係を原理的に考察することが、改めて求められている。人間によって築かれる世界が、自然に対抗し順応しながら、いかにして存続してゆくか。その存在論と倫理を新たに拓くために、マルティン・ハイデガーとハンナ・アーレントの思考に手がかりを見出す。世代間の継承と相克、共同体への帰属とその変革といったトピックを取り上げ、情報社会にしぶとく生きる力の涵養につながるものとしたい。
今学期の授業では、ハンナ・アーレントの主著の一つ『精神の生』を精読し、現代における哲学の可能性について考えていく。
*全員が教室に集まって対面授業を行ないます。
*Google Classroomで連絡することがありますので、必ず登録してください。
アグリフードビジネスとは、農産物供給という生産活動に関わって相互に関連している農業と農業関連産業、具体的には農畜産物の生産に関わる農業部門を中核として、その農業部門に生産資材を供給する種子、飼料、肥料、農薬、農機具などの諸部門、農業部門からの生産物を貯蔵・加工する部門、農畜産物・食品の販売にかかわる卸・小売業と外食産業、の諸部門から構成されている。
本講義ではそうした諸部門ならびに諸地域のアグリフードビジネスの特徴を具体的に検討することを目的とする。
Agri-food business consists of agriculture, agricultural inputs industries, food manufacturers, distributers of agricultural products and foods, food service industries, and other industries related to agriculture. Main objective of this class is to understand features of agri-food business.
数々の心理学を代表する実験例や,興味深い心的現象の紹介やデモンストレーションを通して,心理学において知覚,認知,感情,意思決定,社会性がどのように調べられてきたかを概観する。
The lecture provides an overview of how perception, cognition, emotion, decision-making, and sociality have been investigated in psychology by introducing and demonstrating many representative experiments and interesting psychological phenomena.
現代日本の食料・農業にかかる諸問題や政策課題について,主として経済学の概念を用いながら,地域経済や国際貿易問題、自然環境との調和の問題を踏まえつつ講義します。/ This course covers on various issues and policies related to food and agriculture in modern Japanese society, using the concept of economics and taking into account the issues of regional economy, international aspect and harmony with the natural environment.
この授業では、ハンナ・アーレントの主著の一つである『精神の生』を精読し、現代における哲学の可能性について考えていく。
*教室での対面授業のみとし、オンライン授業は行なわない。
We read one of Hannah Arendt's major works, The Life of the Mind, and think about the possibilities of contemporary philosophy.
We meet all the class members at the real classroom.
なぜ死生学という学問が誕生したのかというところから始め、終末期医療、在宅での看取りといった現代医療の問題や、大震災被災地での支援、老人介護など、超高齢多死社会といわれる現代生活の多様な局面を取り上げながら、誰もがケアの担い手になり得るという現実を理解し、それぞれの立場から人間の生と死を取り巻く諸問題にどのように対処していけばよいのかを考察する。
This course describes the origins and purposes of the discipline of tanathology and covers various problems and challenges faced by modern medicine, such as an increasing demand for terminal care and home health nursing. Today, we are asked to provide care and support in multiple and varied circumstances: as volunteers in the areas affected by the Great East Japan Earthquake, as elderly care workers, etc. Ultimately, any member of our super-aged, mass death society may find him- or herself in the position of a caregiver. This course aims to prepare students for this role and give each of them an opportunity to look for his or her personal way to address a range of issues related to human life and death.