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社会学

前期 火曜日 2講時 川北キャンパスA205. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 徳川 直人 所属:情報科学研究科. 対象学部/Object: 1セメ:文教理工(6~14組)/3セメ:全. 開講期/Term: 1・3セメスター. 科目群/Categories: 全学教育科目基盤科目-人文科学. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: ZFH-SOC101J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

各学部の履修内規または学生便覧を参照。

授業題目/Class Subject

食と農からみる現代社会

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

毎日欠かせぬ食べ物。「最も身近」であるはずなのに、何がどこでどうなっているのか「わからない!」ものの筆頭とも言えます。そして食の背後には必ずあるはずの農。何やら縁遠く、もっと「知らない」状態ではないでしょうか。
身近だから気づかない、縁遠いから知らない。--これは認識の落とし穴です。
あれこれの不祥事や犯罪などヤミの世界のことを言っているのではありません。私たちのふだんの生活とかかわる社会の構造。それが「見えていない」のです。これを「可視化」しなければなりません。
食と農を切り口に、日常の生活とのかかわりから現代社会について考えてみるのが本講の目的です。
これは「生活と世界を変えるための小さな一歩」かもしれません。

学修の到達目標/Goal of Study

1)自分の習慣的行動を自覚的なものにできる(そして改善できるようになる)。
2)生活の社会的背景について想像したり調べたりする習慣が身につく。
3)新たな生活について構想しようとする姿勢や力が身につく。

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

学習支援システムとしてGoogle Classroomを使用します。第1回のイントロダクションで説明します。

予定は次のようになります。

第1回 イントロダクション:授業の概要と進め方
第2回 序章① 社会科学と抽象
第3回 序章② 自然と人間社会
第4回 食農文化調査
第5回 第1章 グローバリゼーションと生活文化 第1節 グローバリゼーションの要因と帰結
第6回 第1章 第2節 グローバリゼーションの両義性
第7回 解題・予備
第8回 第2章 戦後日本の社会構造と食農 第1節 農地改革のインパクト
第9回 第2章 第2節 農業基本法の時代
第10回 第2章 第3節 新農業基本法と今日の状況
第11回 第3章 食と農の再結合をめざして 第1節 食と農の社会的分断
第12回 第3章 第2節 フードマイレージと農業の工業化
第13回 第3章 第3節 オルタナティブを夢見る力と新しい科学
第14回 まとめ
第15回 予備

基本的に毎回「ミニットペーパー」を実施します。また、期間内に1~2回度程度、提出を要する「宿題」を出します。(それ以外のホームワークもあります)。これらが平常点となります。
学期末には授業に関連する自由研究的なレポートがあります。いわゆる「試験」はありません。

成績評価方法/Evaluation Method

平常点(ミニットペーパーとホームワーク)と学期末レポート。おおむね半々ずつ。
学期末レポートは授業内容をヒントにした自由研究になります。
採点方法・規準等は公式ウェブの「受講サポート」ページにて公開します。

教科書および参考書/Textbook and References

    授業時間外学修/Preparation and Review

    提出を要する宿題が課されます(1~2回程度)。
    提出は要しないけれども日常的に取り組んでもらう作業課題もあります。

    授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

    不要

    その他/In Addition

    受講人数の制限: 受講人数を最大120名程度とします。一回目の授業時にそれを超えそうに見える場合、①自組履修を優先し、②一回目出席者から抽選で受講生を確定(試験等はしない)、③二回目以後の受講希望は受け付けない、という方法で、受講人数を制限させていただきます。

     これと関連したシラバス 学務情報システムで確認
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