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  •   東洋・日本美術史特論Ⅴ / History of Oriental and Japanese Fine Arts(Advanced Lecture)V  
      杉本 欣久  
      文  
      2学期  
      後期 水曜日 3講時  

     美術史とは歴史研究における方法のひとつで、美術作品を資料として分析し、どのような時代背景のもと、どのような意識に基づき、なぜ制作されたのか、各時代の人間の営為や精神を見つめることを目的とする学問である。一見、入口としてハードルは低そうに見えるが、美術作品はいわば歴史の「上澄み」であり、その下を支える思想、哲学、宗教、文学などは多様で複雑である。

     本講は前期に引き続き、東アジアにおける文化の総決算ともいえる江戸時代に焦点を絞り、その広範な文化的背景を解きほぐしつつ、主要な美術作品の諸様相について概観していく。「絵画」のみではなく、諸工芸についても言及し、東アジアのなかの日本という観点から、中国大陸や朝鮮半島からの影響と日本の独自性についても考える。

    This course provides an overview of Edo art work,based on historical and cultural background and explanations influence from China and Korean Peninsula and originality of Japan from the perspective of Japan in East Asia.

  •   東洋・日本美術史特論Ⅱ / History of Oriental and Japanese Fine Arts(Advanced Lecture)II  
      杉本 欣久  
      文  
      1学期  
      前期 水曜日 3講時  

     美術史とは歴史研究における方法のひとつで、美術作品を資料として分析し、どのような時代背景のもと、どのような意識に基づき、なぜ制作されたのか、各時代の人間の営為や精神を見つめることを目的とする学問である。一見、入口としてハードルは低そうに見えるが、美術作品はいわば歴史の「上澄み」であり、その下を支える思想、哲学、宗教、文学などは多様で複雑である。

     本講は「日本絵画史」の続編にあたり、東アジアにおける文化の総決算ともいえる江戸時代に焦点を絞り、その広範な文化的背景を解きほぐしつつ、主要な美術作品の諸様相について概観していく。「絵画」のみではなく、「刀剣」「刀装具」「染織」などの諸工芸についても言及し、東アジアのなかの日本という観点から、中国大陸や朝鮮半島からの影響と日本の独自性についても考える。

    This course provides an overview of Edo art work,based on historical and cultural background and explanations influence from China and Korean Peninsula and originality of Japan from the perspective of Japan in East Asia.

  •   東洋・日本美術史概論 / History of Oriental and Japanese Fine Arts (General Lecture)  
      杉本 欣久  
      文  
      3  
      前期 金曜日 4講時  

     美術史とは歴史研究における方法のひとつで、美術作品を資料として分析し、どのような時代背景のもと、どのような意識に基づき、なぜ制作されたのか、各時代の人間の営為や精神を見つめることを目的とする学問である。

     一見、入口としてハードルは低そうに見えるが、美術作品はいわば歴史の「上澄み」であり、その下を支える思想、哲学、宗教、文学などは多様で複雑である。

     本講は古代から中世の日本絵画を通覧し、その広範な文化的背景を解きほぐしていく。また、東アジアにおける日本という観点から、中国大陸や朝鮮半島からの影響と日本の独自性についても考える。

    This course provides an overview of Japanese art work,based on historical and cultural background and explanations influence from China and Korean Peninsula and originality of Japan from the perspective of Japan in Est Asia.

  •   東洋・日本美術史各論 / History of Oriental and Japanese Fine Arts (Special Lecture)  
      杉本 欣久  
      文  
      6  
      後期 水曜日 3講時  

     美術史とは歴史研究における方法のひとつで、美術作品を資料として分析し、どのような時代背景のもと、どのような意識に基づき、なぜ制作されたのか、各時代の人間の営為や精神を見つめることを目的とする学問である。一見、入口としてハードルは低そうに見えるが、美術作品はいわば歴史の「上澄み」であり、その下を支える思想、哲学、宗教、文学などは多様で複雑である。

     本講は前期に引き続き、東アジアにおける文化の総決算ともいえる江戸時代に焦点を絞り、その広範な文化的背景を解きほぐしつつ、主要な美術作品の諸様相について概観していく。「絵画」のみではなく、諸工芸についても言及し、東アジアのなかの日本という観点から、中国大陸や朝鮮半島からの影響と日本の独自性についても考える。

    This course provides an overview of Edo art work,based on historical and cultural background and explanations influence from China and Korean Peninsula and originality of Japan from the perspective of Japan in East Asia.

  •   東洋・日本美術史各論 / History of Oriental and Japanese Fine Arts (Special Lecture)  
      杉本 欣久  
      文  
      5  
      前期 水曜日 3講時  

     美術史とは歴史研究における方法のひとつで、美術作品を資料として分析し、どのような時代背景のもと、どのような意識に基づき、なぜ制作されたのか、各時代の人間の営為や精神を見つめることを目的とする学問である。一見、入口としてハードルは低そうに見えるが、美術作品はいわば歴史の「上澄み」であり、その下を支える思想、哲学、宗教、文学などは多様で複雑である。

     本講は「日本絵画史」の続編にあたり、東アジアにおける文化の総決算ともいえる江戸時代に焦点を絞り、その広範な文化的背景を解きほぐしつつ、主要な美術作品の諸様相について概観していく。「絵画」のみではなく、「刀剣」「刀装具」「染織」などの諸工芸についても言及し、東アジアのなかの日本という観点から、中国大陸や朝鮮半島からの影響と日本の独自性についても考える。

    This course provides an overview of Edo art work,based on historical and cultural background and explanations influence from China and Korean Peninsula and originality of Japan from the perspective of Japan in East Asia.

  •   東洋・日本美術史基礎講読 / Western Ethical Thought (Introductory Reading)  
      杉本 欣久  
      文  
      3  
      前期 金曜日 5講時  

     日本における歴史資料の原典は肉筆で書かれており、活字で出版された現代の本を見るだけでは不十分な場合が多い。なぜなら読み間違いやミスプリントが多々存在するからである。研究を確かなものとするためには原典資料にあたることは不可欠だが、そのためには古文書やくずし字、変体がなを読む訓練を経なければならない。

     そこで本講では、日本近世絵画史の研究に必要な「変体がな」を読みこなすためのトレーニングとして、基礎資料である『名所図会』をはじめとした版本および実作品に付された賛文の基礎を学び、最低限の目標として浮世絵に付された変体がなは読めるようにしたい。

     また、内容に即して日本文化の淵源となる基礎的知識を学んでいく。

     他専修生の受講生も歓迎するので、ぜひこの機会に歴史資料にアクセルするスキルを高めていただきたい。

    This course provides a training program to read "Miyako Rinsen Meisyou Zue" and "Gajyou Youryaku" which are documents related to the paintings of the Edo era.

  •   東洋・日本美術史講読 / History of Oriental and Japanese Fine Arts (Reading)  
      杉本 欣久  
      文  
      6  
      後期 木曜日 2講時  

     本講は本当の意味での「美術鑑賞」を行うための実践的授業で、講師の近著である『鑑定学への招待』に書いた内容を実際に行う。つまり、毎回、日本美術史が扱う絵画、彫刻、工芸など諸分野のなかから1作品を取り上げ、そこから読み取るべき情報の獲得を「トレーニング」する。

     たとえば、絵画作品について「筆遣いが良い」との評価がなされた場合、それを「実感」するためには「感性」によるしかないと一般的には思われているだろう。ここで言う「感性」とは持って生まれたり、環境によって育まれた個人の「資質」に起因するものだが、そのように規定してしまえば「教育」の余地が失われることになってしまう。けれども、多くの人がそれを「実感」し、共有するためには「教育」が不可欠である。

     そこで本講では同じようにみえる類似した2作品を提示し、その中に存在する相違点を見出して指摘、発表していく実習形式をとる。作品比較を続けていけば、やがて「どちらが良い線か」「どちらが上手いか」などの「認識」が育まれてくる。

     これは美術史研究にとって不可欠な「スキル」であり、その先に「真贋」の判別にも必要な「鑑識眼」の獲得に結びつくのは言うまでもない。

     毎回、他学部や他専修の受講生も参加しており、この論理性を重視する方法論はどのような学問にも有効と考える。未開発の能力が開花する可能性もあるため、美術史を専門としない学生の受講も歓迎する。

    This course provides programs of training to read information on Japanese art work.It helps students learn about the differences between Japanese art work by comparison and appreciate them.

  •   東洋・日本美術史研究演習Ⅱ / History of Oriental and Japanese Fine Arts(Advanced Seminar)II  
      杉本 欣久  
      文  
       
      後期 水曜日 4講時  

     「鑑定」「鑑戒」などにも使用される「鑑」には、「見分ける」や「見定める」という意味があり、さらに「たのしむ」や「めでる」ことをあらわす「賞」が付いて「鑑賞」となる。つまり「美術鑑賞」の本来的意味とは「真贋」を見極め、その価値を実感したうえで、作品の持つ良さを味わう、ということである。

     本講はこの意味での「美術鑑賞」を実現し、さらに美術館や博物館における絵画分野の担当学芸員として必要なスキルを獲得するため、毎回、実物絵画資料を掲示し、そこから情報を読み取る訓練を行う。

    This course provides programs of training to read information on the Japanese paintings in the Edo era.

  •   東洋・日本美術史基礎実習 / History of Oriental and Japanese Fine Arts (Introductory Laboratory Work)  
      杉本 欣久, 長岡 龍作  
      文  
      4  
      後期 火曜日 3講時 / 後期 火曜日 4講時  

    素材の異なる美術作品の理解、作品の取り扱いと調査に関する基礎的な技術、展示方法の理論を理解するため、授業は以下の内容で進める。

    1.美術作品の取り扱いと調査の仕方

    2.展示についての考え方と実践

    3.美術作品についての発表

    In order to acquire the basic skill of artwork research and to understand the thought for exhibition, this course provide students the following contents.

    1. Handling artwork and how to research artworks

    2. The thought for exhibition and practice

    3. Preparation of art works

  •   東洋・日本美術史各論 / History of Oriental and Japanese Fine Arts (Special Lecture)  
      講師(非)  
      文  
      0  
      前期集中 その他 その他  

    古代から中世にかけて仏教文化の中心地だった奈良は、各時代にわたって描き継がれた仏画の重要作品が数多く伝わっている。こうした奈良の地に視点を据えて古代から中世に至る仏画作品の展開を概観し、その絵画技法や図像、絵画工房、安置儀礼空間の問題などを考察する

    Nara, a center of Buddhist culture from ancient times and through the medieval period, has produced and passed down countless masterworks of Buddhist painting in each generation. In light of this importance, the course focuses on the region to explore the development of Buddhist paintings ranging from the [seventh through the sixteenth?] centuries, engaging such problems as painting technique and iconography, painting ateliers, and the enshrinement of paintings in the sacred spaces of rituals.

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