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  •   倫理思想演習 / Western Ethical Thought (Seminar)  
      村山 達也  
      文  
      6  
      後期 金曜日 2講時  

    アメリカの哲学・倫理学者であるマーサ・ヌスバウムの『経済成長がすべてか:デモクラシーが人文学を必要とする理由』(岩波書店)を読み、人文学を学ぶ意義を主に(「倫理的」ではなく)倫理学的な観点から考え、議論します。本書でヌスバウムは、タイトルに掲げた通りの問いに取り組みつつ、感情の道徳的価値、議論が民主主義にとってもつ重要性、文学作品を読むことの意義などを論じていきます。この演習では、担当者の要約を踏まえて参加者で議論したり、論証らしきものがあったら再構成を試みたり、といった仕方で、ヌスバウムの議論を検討し、上記の問いを考えていきます。

    We will read Martha Nussbaum's Not for Profit: Why Democracy Needs the Humanities, and discuss the significance of studying the humanities primarily from an ethical (not "ethical") perspective.

  •   倫理学研究演習Ⅳ / Ethics (Advanced Seminar IV)  
      村山 達也  
      文  
       
      後期 金曜日 2講時  

    アメリカの哲学・倫理学者であるマーサ・ヌスバウムの『経済成長がすべてか:デモクラシーが人文学を必要とする理由』(岩波書店)を読み、人文学を学ぶ意義を主に(「倫理的」ではなく)倫理学的な観点から考え、議論します。本書でヌスバウムは、タイトルに掲げた通りの問いに取り組みつつ、感情の道徳的価値、議論が民主主義にとってもつ重要性、文学作品を読むことの意義などを論じていきます。この演習では、担当者の要約を踏まえて参加者で議論したり、論証らしきものがあったら再構成を試みたり、といった仕方で、ヌスバウムの議論を検討し、上記の問いを考えていきます。

    We will read Martha Nussbaum's Not for Profit: Why Democracy Needs the Humanities, and discuss the significance of studying the humanities primarily from an ethical (not "ethical") perspective.

  •   倫理思想演習 / Western Ethical Thought (Seminar)  
      村山 達也  
      文  
      5  
      前期 金曜日 2講時  

    倫理学の醍醐味の一つは、道徳や幸福についてたんに意見を言うことではなく、そうした意見を根拠とともに主張したり、その根拠を吟味したりすることにあります。偉大な倫理学者たちが偉大なのにはさまざまな理由がありますが、その一つは、その人たちがしっかりした議論を作り、常識的な前提から、否定しがたいステップで、とてつもない帰結を引き出したりしたことに求めることができるでしょう。この演習では、プラトン以来の西洋倫理学史を、倫理学者たちのテキストから議論を再構成することを通じて学びます。

    最初の数回で論証の再構成の仕方を学び、あとはひたすら倫理学者たちのテキストから論証を再構成していきます。たびたび課題を出しますので、演習の前に提出し、演習で素材として提示してください。それをもとに、みなで論証を検討していきます。

    In this seminar, we will learn the history of Western ethics since Plato through reconstructing arguments from the texts of the great moral philosophers. In the first sessions, we will learn how to reconstruct arguments, and after that we will work on reconstructing arguments from the texts of the great moral philosophers. Assignments are frequent. Active participation is required.

  •   倫理学研究演習Ⅲ / Ethics (Advanced Seminar III)  
      村山 達也  
      文  
       
      前期 金曜日 2講時  

    倫理学の醍醐味の一つは、道徳や幸福についてたんに意見を言うことではなく、そうした意見を根拠とともに主張したり、その根拠を吟味したりすることにあります。偉大な倫理学者たちが偉大なのにはさまざまな理由がありますが、その一つは、その人たちがしっかりした議論を作り、常識的な前提から、否定しがたいステップで、とてつもない帰結を引き出したりしたことに求めることができるでしょう。この演習では、プラトン以来の西洋倫理学史を、倫理学者たちのテキストから議論を再構成することを通じて学びます。

    最初の数回で論証の再構成の仕方を学び、あとはひたすら倫理学者たちのテキストから論証を再構成していきます。たびたび課題を出しますので、演習の前に提出し、演習で素材として提示してください。それをもとに、みなで論証を検討していきます。

    In this seminar, we will learn the history of Western ethics since Plato through reconstructing arguments from the texts of the great moral philosophers. In the first sessions, we will learn how to reconstruct arguments, and after that we will work on reconstructing arguments from the texts of the great moral philosophers. Assignments are frequent. Active participation is required.

  •   人文社会科学総合 / Introduction to Humanities and Social Sciences  
      阿部 恒之, 辻本 昌弘, 原 塑, 小泉 政利, 坂井 信之, 中西 太郎, 浜田 宏  
      文  
      5  
      前期 水曜日 5講時  

    科学研究は、人々の幸福や社会の発展に大きく貢献していますが、他方、研究やその成果が、人々を傷つけるものであったり、人びとを誤った仕方で導いたりすることもあります。そのため、研究に従事する人々(大学生を含みます)は、倫理的・手続き的に正しい仕方で研究や研究発表を行なう責任を負っています。特に、人文社会科学では、実験・質問紙調査・フィールドワーク・聞き取り調査・歴史資料・インターネット情報の収集など様々な手法で研究が行なわれるため、多様な倫理的問題に対処しなければなりません。この授業では、研究倫理と公正な研究に関する基礎を講義し、その上で、それぞれの研究手法に応じた倫理的問題とその問題への対処方法について複数教員が担当し、解説します。

    In this course, the theoretical basis of research ethics and integrity, as well as ethical problems typical of various research fields of humanities and social sciences are discussed.

  •   研究倫理特論 / Research Ethics (Advanced Lecture)  
      阿部 恒之, 小泉 政利, 辻本 昌弘, 中西 太郎, 浜田 宏, 原 塑, 坂井 信之  
      文  
      1学期  
      前期 水曜日 5講時  

    科学研究は、人々の幸福や社会の発展に大きく貢献していますが、他方、研究やその成果が、人々を傷つけるものであったり、人びとを誤った仕方で導いたりすることもあります。そのため、研究に従事する人々(大学生を含みます)は、倫理的・手続き的に正しい仕方で研究や研究発表を行なう責任を負っています。特に、人文社会科学では、実験・質問紙調査・フィールドワーク・聞き取り調査・歴史資料・インターネット情報の収集など様々な手法で研究が行なわれるため、多様な倫理的問題に対処しなければなりません。この授業では、研究倫理と公正な研究に関する基礎を講義し、その上で、それぞれの研究手法に応じた倫理的問題とその問題への対処方法について複数教員が担当し、解説します。

    In this course, the theoretical basis of research ethics and integrity, as well as ethical problems typical of various research fields of humanities and social sciences are discussed.

  •   倫理思想演習 / Western Ethical Thought (Seminar)  
      文学研究科教官  
      文  
      5  
      前期 水曜日 4講時  

     この演習ではテキストを読み、内容を端的に理解し、他者へ説明するためのトレーニングを行います。そのため、事前に決めた担当者に指定範囲の文章を要約してもらいます。また、担当者には該当部分に関連する論点を出してもらいます。その後、参加者で議論をします。(最初の数回で、テキストの背景や要約の仕方、論点の出し方については講義します。)

     The aim of this course is to train students to read the text carefully, understand the content accurately and explain it to others. Each time, students summarise the text and suggest key points for discussion (the text will be distributed to the participants in advance). The participants then discuss the material together. (In the first few sessions, I give a lecture on the background of the text and how to make a summary).

  •   倫理思想演習 / Western Ethical Thought (Seminar)  
      文学研究科教官  
      文  
      5  
      前期 月曜日 3講時  

     この演習ではテキストを読み、内容を端的に理解し、他者へ説明するためのトレーニングを行います。そのため、事前に決めた担当者に指定範囲の文章を要約してもらいます。また、担当者には該当部分に関連する論点を出してもらいます。その後、参加者で議論をします。(最初の数回で、テキストの背景や要約の仕方、論点の出し方については講義します。)

     The aim of this course is to train students to read the text carefully, understand the content accurately and explain it to others. Each time, students summarise the text and suggest key points for discussion (the text will be distributed to the participants in advance). The participants then discuss the material together. (In the first few sessions, I give a lecture on the background of the text and how to make a summary).

  •   倫理思想演習 / Western Ethical Thought (Seminar)  
      文学研究科教官  
      文  
      6  
      後期 月曜日 3講時  

     この演習ではテキストを読み、内容を端的に理解し、他者へ説明するためのトレーニングを行います。そのため、事前に決めた担当者に指定範囲の文章を要約してもらいます。また、担当者には該当部分に関連する論点を出してもらいます。その後、参加者で議論をします。(最初の数回で、テキストの背景や要約の仕方、論点の出し方については講義します。)

     The aim of this course is to train students to read the text carefully, understand the content accurately and explain it to others. Each time, students summarise the text and suggest key points for discussion (the text will be distributed to the participants in advance). The participants then discuss the material together. (In the first few sessions, I give a lecture on the background of the text and how to make a summary).

  •   物語メディア論  
       
      人間社会情報科学専攻  
      前期  
      前期 火曜日 2講時  

    数値によるデータ分析は、人文社会科学を含めた多くの学問分野で基本的な研究手法の一つです。しかし、たとえば人間の生について、すべてを数値に置き換えることはできません。複雑な背景をもつ個人や社会を大づかみにとらえる際に単純化・抽象化の作業は有効ですが、複雑なものを複雑なままに受け止めることが必要な場合もあります。ライフストーリーもしくはライフヒストリー研究などの質的研究は、数量データとしばしば対置される「物語(ナラティブ)」に主眼をおくもので、量的研究としばしば対比されます。生きられた物語(身の上話、生活史)だけでなく、虚構の物語もまた、私たちの生活において大きなリアリティを持っており、その具体性・個別性・細部こそが質的データであるといえる。とはいえ、数量データと物語とは、単にそれぞれの専門家が別々に取り組むのではなく、両方の手法のメリットと限界を知り、境界線上に立って複雑な社会を見つめる視野を持つことは重要だろう。この授業でははじめに、「エビデンス」をめぐる学界の動向、エビデンス主義への批判や質的研究の課題とされてこと等について講義する。続いて、生活史、戦争、環境問題など具体的なトピックについて、数量データと物語の可能性と限界を考察するため、文献講読を行う。

    人文系の学生と理系の学生が共存する情報科学研究科の環境を生かし、ディスカッション形式で学ぶことにも重きをおく。

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