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倫理思想演習 / Western Ethical Thought (Seminar)

後期 月曜日 3講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 文学研究科教官. セメスター: 6. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LHM-PHI315J. 使用言語: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

倫理思想演習

授業題目

ジェンダーの視点から倫理を議論する

Course Title (授業題目)

Discussing ethics from a gender perspective

授業の目的と概要

 この演習ではテキストを読み、内容を端的に理解し、他者へ説明するためのトレーニングを行います。そのため、事前に決めた担当者に指定範囲の文章を要約してもらいます。また、担当者には該当部分に関連する論点を出してもらいます。その後、参加者で議論をします。(最初の数回で、テキストの背景や要約の仕方、論点の出し方については講義します。)

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

 The aim of this course is to train students to read the text carefully, understand the content accurately and explain it to others. Each time, students summarise the text and suggest key points for discussion (the text will be distributed to the participants in advance). The participants then discuss the material together. (In the first few sessions, I give a lecture on the background of the text and how to make a summary).

学習の到達目標

(1) テキストを要約し、論点を出すことができる。
(2) 現実に起きている倫理的葛藤に対し、論理的に自己の見解を示すことができる。

Learning Goals(学習の到達目標)

(1) To summarise the text and bring out the key points of the discussion
(2) To logically provide your own views on real-life ethical conflicts.

授業内容・方法と進度予定

第一回:導入
第二回:入門講義(1):テキストの背景
第三回:入門講義(2):要約・論点出しの仕方、担当者決定
第四回:テキストの読解(1)
第五回:テキストの読解(2)(以下同様)

成績評価方法

演習への参加度やレポートなどで総合的に判断する。

教科書および参考書

テキストはプリントで配布します。
現在、予定しているテキストはジュディス・L・ハーマン『心的外傷と回復』です。

授業時間外学習

担当者は配当された部分のテキストを要約し、論点を出してA41枚のレジェメを作成してください。事前に人数分をコピーし、授業で配布して内容を報告してもらいます。担当外の者は、テキストをしっかり読んできてください。

その他

【重要】通年の受講が望ましい。
ジェンダー/セクシュアリティについての基礎知識がある前提で授業を進めます。前年度までに私の「ジェンダー/セクシュアリティと倫理」を受講しておくことが望ましいです。(必修ではありません)自学する場合には、以下の参考書を読んできてください。
清水晶子『フェミニズムってなんですか? 』文春新書、2022年。

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