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近年のハプスブルク君主国史研究においては、後継諸国の国民史的視点に基づくバイアスから自由な、むしろ国民史的視点には批判的な立場からの修正史の試みが盛んに行われており、ナショナリズに対する社会・文化史的アプローチがとられることが多いが、その反面、(とりわけ英語文献では)政治史研究はやや手薄になっている。本演習では、前期に引き続き、君主国末期の代表的な政治家(外交官)で、君主国末期に共通外相(1906 – 1912)を務めた人物についての伝記研究の下記の続編を取り上げて、二重君主国の複雑な統治機構のメカニズムについての理解を深めることを目的とする。
Solomon Wank, In the Twilight of Empire: Count Alois Lexa von Aehrenthal (1854 – 1912), Volume 2: From Foreign Minister in Waiting to de facto Chancellor (Wien – Köln – Weimar: Böhlau Verlag, 2020).
This seminar deals with the political history of the late Habsburg Empire through a biographic study of a diplomat/politician who served as the foreign minister of the Empire from 1906 to 1912.
近年のハプスブルク君主国史研究においては、後継諸国の国民史的視点に基づくバイアスから自由な、むしろ国民史的視点には批判的な立場からの修正史の試みが盛んに行われており、ナショナリズに対する社会・文化史的アプローチがとられることが多いが、その反面、(とりわけ英語文献では)政治史研究はやや手薄になっている。本演習では、君主国末期の代表的な政治家(外交官)で、君主国末期に共通外相(1906 – 1912)を務めた人物についての下記の伝記研究を取り上げて、二重君主国の複雑な統治機構のメカニズムについての理解を深めることを目的とする。
Solomon Wank, In the Twilight of Empire: Count Alois Lexa von Aehrenthal (1854 – 1912), Volume 1: The making of an Imperial Habsburg Patriot and Statesman (Wien – Köln – Weimar: Böhlau Verlag, 2009).
This seminar deals with the political history of the late Habsburg Empire through a biographic study of a diplomat/politician who served as the foreign minister of the Empire from 1906 to 1912.
近年のハプスブルク君主国史研究においては、後継諸国の国民史的視点に基づくバイアスから自由な、むしろ国民史的視点には批判的な立場からの修正史の試みが盛んに行われており、ナショナリズに対する社会・文化史的アプローチがとられることが多いが、その反面、(とりわけ英語文献では)政治史研究はやや手薄になっている。本演習では、君主国末期の代表的な政治家(外交官)で、君主国末期に共通外相(1906 – 1912)を務めた人物についての下記の伝記研究を取り上げて、二重君主国の複雑な統治機構のメカニズムについての理解を深めることを目的とする。
Solomon Wank, In the Twilight of Empire: Count Alois Lexa von Aehrenthal (1854 – 1912), Volume 1: The making of an Imperial Habsburg Patriot and Statesman (Wien – Köln – Weimar: Böhlau Verlag, 2009).
This seminar deals with the political history of the late Habsburg Empire through a biographic study of a diplomat/politician who served as the foreign minister of the Empire from 1906 to 1912.