後期 火曜日 ２講時 薬学部Ｃ棟講義室. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員/Instructor: 岩渕 好治, 浅井 禎吾, 安立 昌篤, 植田 浩史, 尾﨑 太郎, 金本 和也, 菊池 隼, 坂田 樹理, 笹本 大空, 重野 真德, 田原 淳士, 徳山 英利, 土井 隆行, 長澤 翔太, 森下 陽平, 山越 博幸, 吉戒 直彦. セメスター/Semester: ６セメスター. 対象学科・専攻/Departments: 創薬科学科. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: YPS-PHA324J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.
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多くの医薬品は有機化合物である。従って、創薬における有機化学の役割は極めて大きい。更に、将来、薬学に携わる研究者には、合成系、生物系を問わず低分子有機化合物の構造ならびにそれから由来する物性についての知識が必須となる。
本授業では20人程度の小グループに分け、演習形式で各種スペクトル（MS，UV，IR，NMR）による有機化合物の構造決定について講義を行い、機器スペクトルによる有機化合物の同定・確認のための能力を養うことを目的とする。
This course aims to improve the students’ ability to interpret spectra (NMR, IR, UV-Vis, and MS spectra) of simple organic molecules and to identify organic structures from their spectra. The course will have problem-solving sessions throughout, thus each student will be responsible for leading one of the sessions.
MS，UV，IR，NMRの基本原理を理解し、これらのデータに基づいて低分子有機化合物の分子構造を推定することができるようになる。
Students will develop the basic abilities necessary to interpret spectra of organic molecules and to identify organic structures from their spectra.
１．総論：質量分析法（MSｽﾍﾟｸﾄﾙ）、赤外分光法（IRｽﾍﾟｸﾄﾙ）、核磁気分光法(NMRｽﾍﾟｸﾄﾙ)、可視分光法
NMR, MS, IR and UV-Vis spectra
２．各論－1：脂肪族化合物の構造解析 その1 Aliphatic compounds-1
３．各論－2：脂肪族化合物の構造解析 その2 Aliphatic compounds-2
４．各論－3：脂肪族化合物の構造解析 その3 Aliphatic compounds-3
５．各論－4：芳香族化合物の構造解析 その1 Aromatic compounds-1
６．各論－5：芳香族化合物の構造解析 その2 Aromatic compounds-2
７．各論－6：芳香族化合物の構造解析 その3 Aromatic compounds-3
８．各論－7：アルコール類の構造解析 Alcohols
９．各論－8：アルデヒド類の構造解析 Aldehydes
１０．各論－9：ケトン類の構造解析 Ketones
１１．各論－10：カルボン酸類の構造解析 Carboxylic acids
１２．各論－11：エステル類の構造解析 Esters
１３．各論－12：アミン類の構造解析 Amines
１４．各論－13：フェノール類の構造解析 Phenols
１５．まとめ：有機化合物の構造解析総括 Summary
試験(75%)、演習問題の解答発表等の平常点(25%)
Class performance including presentation (25%), the midterm and final examinations (75%)