がん生物学 Up-to-date

2024年8月9日(金) 13:00-18:00　(12:45に現地に集合してください）. 単位数/Credit(s): 1. 授業代表教員/Director: 広田 亨. 開講期間/Term of Classes: 2024年8月9日(金). 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: -J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

科目名/Subject

がん生物学

授業題目/Class subject

がん生物学 Up-to-date

授業担当教員/Lecturer

野田 哲生 教授　（がん生命科学講座・がん分子標的探索学分野）
広田　亨 教授　（がん生命科学講座・がん細胞イメージング分野）

教室/Classroom

がん研究会がん研究所（東京都江東区有明）セミナー室B

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

生体、細胞、分子レベルで、さまざまな角度からがんという病態の理解を目指す。特に、単一細胞解析、ゲノムの解析技術、情報解析等の躍進により、いま大きな転換期を迎えているがんの基礎的研究から治療や診断の開発研究までを幅広く学ぶ。

学修の到達目標/Goal of study

がん生物学の基本から先進的な研究を深く掘り下げる。各テーマの講義を通じてがんという疾患の理解を深めてもらいたい。

授業内容・方法と進度予定/Contents and progress schedule of the class

講義題目：Up-to-date がん生物学（第一線のがん研究者による5つのリレー・レクチャー）

講義1　野田 哲生 （がん研究会がん研究所・所長）
「がん生物学がおしえてくれるもの」

講義2　森 誠一 （がんプレシジョン医療研究センター・次世代がん研究シーズ育成PJ・PJリーダー）
「がんゲノム学とクリニカルシーケンシング」

講義3　清宮 啓之 （がん化学療法センター・分子生物治療研究部・部長）
「がんの特性に基づく創薬の進歩」

講義4　髙橋 暁子（がん研究所・細胞老化研究部・部長）
「がん微小環境における細胞老化の役割」

講義5　広田　亨 （がん研究所・実験病理部・部長）
「がん染色体異常のメカニズム解明とその制御法開発」

成績評価方法/Evaluation method

出席及びレポート（各講義の学習内容等）

教科書および参考書/Textbook and References

• The Biology of Cancer, Weinberg, WW Norton & Co (2023 (3rd edition)) ISBN/ISSN: 9780393887662 資料種別:Textbook
• Cancer: Principles & Practice of Oncology , DeVita, Hellman, Rosenberg, WOLTERS KLUWER (2023 (12th edition)) ISBN/ISSN: 9781975184742 資料種別:Textbook

その他・備考/In Addition・Notes

がん研究会の研究本部（がん研究所・がん化学療法センター・がんプレシジョン医療センター）の各研究室の見学を歓迎します（事前のご連絡をお願いします）。