社会心理学研究演習Ⅱ / Social Psychology(Advanced Seminar) II

前期 金曜日 ２講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 辻本 昌弘. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LIH-PSY615J. 使用言語: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

社会心理学研究演習Ⅱ

授業題目

コミュニティと文化

Course Title (授業題目)

Community and Culture

授業の目的と概要

この授業では、コミュニティ、文化、社会行動、集合現象などに関する社会心理学の論文を読解する。それぞれの論文でとりあげられている主要な理論を理解するとともに、実際に研究を進める方法論を学ぶことが目的である。毎回，受講生は、課題論文を読み、小レポートを提出する。授業では課題論文の解説をおこなうとともに，小レポートの内容についてフィードバックをおこなう。

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

In this course, students explore articles about community and culture. In every class, students are required to submit short reports.

学習の到達目標

1. コミュニティ・文化・社会行動・集合現象にかんする社会心理学関連の理論と研究の方法論を学ぶ。
2. 論文や文献を調べて的確に理解する力を涵養する。

Learning Goals(学習の到達目標)

The purpose of this course is to help students learn about theories and methods of research regarding community and culture.

授業内容・方法と進度予定

対面授業とオンライン授業（オンデマンド型）を併用して実施する。

1. 導入：授業の進め方の説明

2. 地域社会と犯罪

3.　文化と発達

4.　移動とアイデンティティ

5.　移動と適応行動

6.　互助集団

7.　抵抗と服従

8.　文化と問題対処行動

9.　社会化過程

10. コミュニティの文化①

11. コミュニティの文化②

12. コミュニティの文化③

13. アクション・リサーチ

14. 事例研究法

15. まとめ

Class Schedule and Activities(授業内容・方法と進度予定

1. Introduction

2. Community and crime

3. Culture and development

4. Migration and identity

5. Migration and adaptation

6. Mutual aid association

7. Resistance and obedience

8. Culture and coping behavior

9. Socialization process

10. Community and culture ①

11. Community and culture ②

12. Community and culture ③

13. Action research

14. Case study method

15. Review

成績評価方法

毎回提出する小レポートにより評価（100％）

Grading Plan(成績評価方法)

Short reports (100%)

教科書および参考書

とりあげる論文を授業中に指示する。

授業時間外学習

とりあげる論文を精密に読解し，小レポートにまとめる。

その他

１回目の授業で、対面授業とオンライン授業（オンデマンド型）の併用について説明します。上に示した授業計画はおおよその予定であり、授業進行に応じて調整をすることがあります。