社会心理学特論Ⅱ / Social Psychology(Advanced Lecture) II

後期 金曜日 ２講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 辻本 昌弘. セメスター: 2学期. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LIH-PSY606J. 使用言語: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

社会心理学特論Ⅱ

授業題目

文化と人間行動

Course Title (授業題目)

Culture and Human Behavior

授業の目的と概要

文化やコミュニティに関する理論や研究例をとりあげ、研究の系譜と主要な理論モデル、社会生態環境と適応、文化変容の諸相、現代社会における多文化主義などについて解説していく。

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

In this course, students will learn about diversity of cultures, cultural psychological theories, and acculturation processes.

学習の到達目標

文化と社会に関する心理学、および関連研究領域の主要な理論と研究例を理解する。

Learning Goals(学習の到達目標)

The purpose of this course is to heip students understand theories and research of cultural psychology.

授業内容・方法と進度予定

1. 文化的存在としての人間

2. 人類の多様性と普遍性

3. 文化と心

4. 文化研究の系譜

5. 心理プロセスの文化差

6. 文化差の理論モデル

7. 人類の進化と適応

8. 社会生態環境と文化

9. 近年の理論と論争

10. 異文化接触の事例

11. 文化変容の理論モデル

12. 文化変容と対人関係

13. 国民国家とエスニシティ

14. 多文化主義の理念と実践

15. まとめ

Class Schedule and Activities(授業内容・方法と進度予定

1. Introduction

2. Culture and human nature

3. Culture and the psyche

4. History of cultural psychology

5. Culture and psychological processes ①

6. Culture and psychological processes ②

7. Human evolution

8. Socio-ecological approach

9. Controversy over cultural psychology

10. Culture contact: A case study

11. Acculturation ①

12. Acculturation ②

13. Nation-state and ethnicity

14. Multiculturalism

15. Review

成績評価方法

小テスト（50％），期末レポート（50％）

Grading Plan(成績評価方法)

Short tests (50%), Final report (50%)

教科書および参考書

教科書は使用しない。授業中に適宜，参考書を紹介する。

授業時間外学習

各回の授業は、それまでの授業内容を踏まえておこないます。毎回の授業にあたり、それまでの授業内容を復習しておくことが必要です。

その他

学習の一環として心理学の実験・調査への参加を要望することがある。