西洋古典文化特論 / Western Classical Culture (Advanced Lecture)

後期 水曜日 ５講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 荻原 理. セメスター: 2学期. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LAL-OAR510J. 使用言語: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

西洋古典文化特論

授業題目

西洋古典文化への招待

Course Title (授業題目)

Introduction to Western Classical Culture

授業の目的と概要

古代ギリシャ・ローマの文化について基本的な事柄を学び、西洋古典古代の世界に馴染む（その知識は様々な場面で役立つはずである）。歴史、言語、哲学、宗教、諸芸術（文学・演劇・美術）の重要事項を学ぶ。また、西洋古代文化が後代に与えた影響や、日本でのその受容にも若干触れる。

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

We shall learn basics about Greek and Roman cultures such as history, language, philosophy, religion and arts.

学習の到達目標

西洋古典文化に馴染み、最重要事項について説明できるようになる。西洋文化の今後の研究に活かせるようになる。

Learning Goals(学習の到達目標)

To get acquainted with Western classical cultures.
To be able to explain basic facts about Greek and Roman cultures.
To be ready to make use of your knowledge about those cultures for further studies in culture at large

授業内容・方法と進度予定

　講義形式だが、積極的に質問してもらいたい。
　最後2回ほどで、希望者によるプレゼンも行なう。プレゼンを行なわない参加者には学期末レポートを提出してもらう。
　参加者の関心を尊重して内容を調整したい。

1. イントロ
2. ギリシャ・ローマの歴史 (1)
3. ギリシャ・ローマの歴史 (2)
4. ギリシャ語とラテン語
5. ギリシャ・ローマの哲学と宗教 (1)
6. ギリシャ・ローマの哲学と宗教 (2)
7. ギリシャ・ローマの哲学と宗教 (3)
8. ギリシャ・ローマの文学と演劇 (1)
9. ギリシャ・ローマの文学と演劇 (2)
10. ギリシャ・ローマの文学と演劇 (3)
11. ギリシャ・ローマの美術 (1)
12. ギリシャ・ローマの美術 (2)
13. 西洋古典文化の後代への影響
14. プレゼンテーション
15. プレゼンテーション

　講義とは別に、毎回出す読書課題（たとえば、ホメロス『イリアス』全24巻を毎週2巻ずつ読み進めるなど）について感想を交換する。

Class Schedule and Activities(授業内容・方法と進度予定

1. Intro
2-3. History
4. Greek and Latin
5-7. Philosophy and religion
8-10. Literature and Drama
11-12. Visual arts
13. Influence on posterity
14-15. Presentations

Apart from lectures, we shall discuss the reading material assigned for the week (such as two books
from Homer's ILIAD).

成績評価方法

プレゼンテーション　または　学期末レポート

Grading Plan(成績評価方法)

In-class presentation or final paper

教科書および参考書

授業中に指定する

授業時間外学習

読書課題（たとえば、ホメロス『イリアス』全24巻を毎週2巻ずつ読み進めるなど）。授業の内容の復習。プレゼンテーションまたは学期末レポートの準備

その他

受講にあたり、あらかじめ学んでおかなければならないことは特にない。