後期 水曜日 ３講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 坂井 信之. セメスター: 6. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LHM-PSY314J. 使用言語: 日本語.
実験心理学各論（神経・生理心理学）
神経・生理心理学
Neuroscience and Physiological Psychology
この授業では、人間の「脳神経系の構造および機能」、「記憶、感情等の生理学的反応の機序」および「高次脳機能障害」のそれぞれ概要について理解することを目的とする。
This course aims to help students with their understanding about human neuron systems and about neural mechanisms underlying human cognitive functions such as learning, memory and emotion.
ヒトの認知機能がどのような仕組みで支えられているかについて理解することができるようになる
Understanding how human cognitive functions evoked by brains.
授業は主に教員がスライドを使いながら解説する形式である。進度の予定は以下の通り。
第１回 日常生活を支える脳の仕組み
第２回 脳と神経の成り立ち：脳と自律神経系を中心に
第３回 神経系の情報伝達とその柔軟性：シナプスと神経伝達物質
第４回 大脳皮質の機能局在：前方は運動、後方は知覚
第５回 脳を測る：電気信号と化学信号
第６回 経験に基づく脳の変化
第７回 人の知情意を司る脳
第８回 ものを見るのは目か脳か？
第９回 手を動かしているのは筋肉か脳か？
第10回 記憶は脳のどこにどのような形で蓄えられるか？
第11回 怒りを感じるのは脳のどこか？
第12回 お腹が空く理由は？
第13回 脳が変わると行動や心はどのように変わるのか？
第14回 記憶を失った青年の話
第15回 心の病気＝脳の病気
In this course, professor presents some visual-auditory materials and give lectures.
The class schedule is something like below;
1. Brain in our daily lives.
2. Anatomy of nervous system
3. Neural transmissions
4. Functional localization of brain
5. Measuring the brain
6. Plasticity of the brain
7. Introduction to brain functions
8. Sensory systems
9. Motor systems
10. Memory systems
11. Emotion and brain
12. Motivation and drive
13. Introduction to neuropsychology
14. Memory impairment
15. Mental illness and the brain
定期試験（６０％）、毎回の授業の最後に提出する小レポート（４０％）
Course Test (60%) and mini reports for each class (40%)
授業中に適宜資料を配布・紹介する。
毎回の授業前後に小レポートを課するので、授業内容を予習・復習しながら、そのレポートに回答する必要がある。
この授業は原則として対面にて実施する。詳細はClassroomで通知する予定である。
なお、復習と次週の予習のため、小レポートへの回答が必須であり、小レポートへの回答は90分程度必要となることを予め理解しておくこと。