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現代哲学概論 / Contemporary Philosophy (General Lecture)

前期 水曜日 2講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 直江 清隆. セメスター: 3. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LHM-PHI206J. 使用言語: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

現代哲学概論

授業題目

身体と他者の哲学

Course Title (授業題目)

Philosophy of the Embodiment and the Other

授業の目的と概要

この授業では、近現代の大陸哲学の基本概念を学ぶ。その際、歴史順に概観するのではなく、「生命と生」「身体」「他者理解」などの重要な問題に沿って検討を進める。

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

This course deals with the basic concepts of modern and contemporary continental philosophy, by picking up some important issues such as "life," "body/embodiment" "understanding others," and so on.

学習の到達目標

現代哲学の意義について理解し、自分なりの考えを持てるようになる。

Learning Goals(学習の到達目標)

This course provides students with opportunities to understand the importance of philosophical thinking. It is also designed to help students gain the perspective needed to describe it in their own words.

授業内容・方法と進度予定

現代哲学の話題について学びつつ、自ら哲学するための手がかりを見つける。哲学者としてはレーヴィット、ヘルダー、ヘーゲル、ディルタイ、ハイデガー、ガダマー、フッサールなどが取り上げられる予定です。

1.哲学はなにではないのか
2. 懐疑と相対主義(1)
3. 懐疑と相対主義(2)
4. 身体という謎(1)
5 身体という謎(2)
6.世界と環境世界
7. 他者という謎 (1)
8. 他者という謎 (2)
9. 他者という謎 (3)
10.合理主義とロマン
11.生活世界と学問 (1)
12 .生活世界と学問 (2)
13.異なるもの理解 (1)
14. 異なるもの理解 (2)
12.12.12.異なるもの理解 (1) (1) (1) (1)
13. 異なるもの理解 (2)
13. 言語、身体と社会(1)
14. 言語、身体と社会(2)
15. まとめ
【必要に応じて、一部内容・順番を差し替えることがあります.】

コメントメーパーにより、議論の要点と自分の考えを簡単にまとめ、 最終的には、レポートが書けるだけの能力を身につけられることを目指します。また、今年の授業では毎回ワークシート を用意し、短いテキスト、そのテキストが書かれた背景、とのテキストで問われていること、テキスト の主張、その主張に対する批判、現代の問題との繋がりでどう考えるかなどについて説明し、自ら考え、議論するようにします。

成績評価方法

平常点30% レポートないし試験(問題は事前公開)70%

教科書および参考書

参考書:新田義弘『哲学の歴史』 (講談社現代新書)  
授業で扱った事柄が同一位置にあるかを概観するのに便利。参考書は随時授業中に紹介します。

授業時間外学習

授業時に参考資料を配付し、参考文献を紹介するので、それらを再読し、上記教科書で位置づけを理解し、自分なりに捉え直してみる作業を繰り返して下さい。
また、その内容に基づいて予習を指示することもあります。

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