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民事訴訟法法曹実務演習

後期 木曜日 2講時. 単位数: 2. 科目区分: 学部演習. 授業形態: 演習. 対象学年: 3,4年次対象. 履修年度: 2024.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

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週間授業回数

1回毎週

配当学年

3,4年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

対面

連絡方法とクラスコード

授業に関する連絡は、google classroomを通じて行う。

クラスコード

初回授業日等

4月11日(木)2講時

授業の目的と概要

本演習では、民事訴訟法の基本的な理解を確認しつつ、実務的な観点を踏まえて問題を解決する能力を養うことを目的とする。本学法科大学院でも用いられている教材(三木浩一=山本和彦編『ロースクール民事訴訟法(第5版)』)の中から重要と思われる問題を取り上げて学習することで、法科大学院での学習の橋渡しとなることを目指す。

This seminar teaches the basics of the Civil Procedural Law especially from practical points of view. The textbook in Tohoku Lawschool is used in this seminar: K.MIKI/K.YAMAMOTO, Law School; Civil Procedural Law.

授業内容・方法と進度予定

1 形式
演習形式
受講者が任意のテーマについて報告をし、その後、全員で討論します。

2 内容
・ オリエンテーション(第1回)
・ 報告(第2ー14回)
  以下のものを予定していますが、希望により別の箇所を扱うこともできます。
 ①重複訴訟の禁止(Unit 1)
 ②当事者能力・当事者適格(Unit 4)
 ③確認の利益(Unit 5)
 ④処分権主義(Unit 7)
 ⑤弁論主義(Unit 9)
 ⑥釈明権(Unit 10)
 ⑦文書提出命令(Unit 13)
 ⑧一部請求(Unit 16)
 ⑨既判力の客観的範囲(Unit 17)
 ⑩既判力の基準時(Unit 18)
 ⑪既判力の主観的範囲(Unit 19)
 ⑫独立当事者参加(Unit 23)
 ⑬訴訟承継(Unit 24)
・ 総括(第15回)

学習の到達目標

1.民事訴訟法の基本的理解を習得、再確認する。
2.得られた知識が実務(判例)においてどのように用いられているのかを理解する。

成績評価方法

担当回の報告内容と、各回の質疑応答での発言頻度及び内容により評価する。

教科書および参考書

教科書:三木浩一=山本和彦編『ロースクール民事訴訟法(第5版)』(有斐閣)
参考書:三木浩一=笠井正俊=垣内秀介=菱田雄郷『民事訴訟法〔第4版〕』(有斐閣、2023)
参考書:高橋宏志=高田裕成=畑瑞穂編『民事訴訟法判例百選〔第6版〕』(有斐閣、2023)

授業時間外学習

担当回の報告にあたっては、文献や判例を調べたうえで、レジュメを作成すること。
担当回以外の授業では、事前に教科書の該当箇所を読み、わからないところを整理して臨むこと。
授業後は、内容を復習すること。

その他

希望者が多数の場合、抽選により履修者を決定します。
初回の授業に参加しなかった場合には、履修を認めません。

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