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社会安全政策論Ⅰ

前期 火曜日 2講時. 単位数: 2. 担当教員: 宇田川 尚子. 科目区分: 学部. 授業形態: 展開講義. 対象学年: 2,3,4年次対象. 履修年度: 2024.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

週間授業回数

1回毎週

配当学年

3,4年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

原則として対面で実施

連絡方法とクラスコード

メール:naoko.udagawa.a4@tohoku.ac.jp、クラスコード:ak5tf6p

初回授業日等

4月9日(火)

授業の目的と概要

本講義では、我が国における最近の治安課題を取り上げ、犯罪を中心とした人の行為に起因する危険から個人や社会を守るための我が国の施策を学び、治安課題への対応について理解を深め、施策の立案・実施等の実態を学ぶものである。治安課題、それを解決するための政策に触れることで、社会課題への向き合い方や論理的思考力を高めることを目的とする。
担当教員は、警察庁から派遣された実務家教員であり、警察庁や都道府県警察等の実務担当者、関係機関の専門家等を招き、最前線の治安課題について話を聞く機会や外部施設見学(受講人数による)を設ける予定である。

授業内容・方法と進度予定

本講義は、原則として対面で実施する予定である。授業で取り上げる予定のテーマは、以下のものを考えているが、受講生の希望により変更する可能性がある。講義を中心に行うが、授業中に、受講者に意見を求めたり、質問をしたりする予定である。

第1回 イントロダクション
第2回 犯罪抑止政策の理論と実践
第3回〜14回 以下のテーマについて、講義を行う。
〇 特殊詐欺
〇 暴力団対策
〇 薬物犯罪
〇 ストーカー・DV ・児童虐待
〇 少年非行
〇 サイバー
〇 国際テロ対策
〇 道路交通の安全
◯ 犯罪被害者支援 等
第15回 総括

成績評価方法

出席・質問票への回答状況、講義への参加姿勢・態度、レポートを総合的に評価する。単位取得のためには、15回の講義中10回以上の出席及びレポートの提出が必須であり、6回以上欠席した場合、単位取得は不可となる。なお、5回まで欠席してもよいという意味ではなく、出席状況において評価することとなる。

教科書および参考書

教科書は使用しないが、参考文献として以下のものを指定する。特に白書は、関連部分に目を通しておくと理解が深まると考えられる。「社会安全政策論」(警察政策学会編、2018年立花書房)、「警察白書」、「犯罪被害者白書」、「犯罪白書」(各白書については、警察庁又は法務省のHPからダウンロード可能。)

授業時間外学習

事前に配布された資料を確認し、議論に参加するための準備を行うことが求められる。

その他

本授業は、法学部、公共政策大学院の合同授業。
資料を Google Cassroom により配布するため、PC等や印刷した資料を持参すること。
授業の連絡及び講義資料等の配信は、Google Classroomを使用して行うので、受講希望者は、Classroomに登録すること。

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