前期 金曜日 4講時. 単位数: 2. 履修年度: 2024.
対面
クラスコード:
本演習は、中国政治に関する学術論文の作成を目的とする。学生は、ワークショップと個別指導を通じて、問題設定、資料収集、議論の組み立て、論文執筆、プレゼンテーションの準備と実施など学術活動の基本を習得することを目指す。
This seminar provides undergraduate level students an opportunity to develop basic skills to conduct archival research and write academic papers dealing with Chinese politics.
概ね以下のような過程で学術論文の作成を進める。
1:研究テーマの決定と研究計画の策定:学生は、教員と相談をしながら、中国政治に関する研究テーマを決め、研究計画を策定する。
2:資料の収集と分析:研究テーマが定まった学生は、テーマに関連した資料を集め、分析をおこなう。
3:中間報告会:自己の研究テーマ、資料分析の進行状況、仮の目次、今後の作業の見通しなどについて報告。
4:論文執筆の個別指導:それぞれの学生の原稿を教員が定期的にチェックし、適宜アドバイスをおこなう。
5:論文報告会:学会形式の学術論文報告会をおこなう。学生は、自己の論文を要約してレジュメにまとめ、与えられた時間内に報告する。各報告に対する学生のコメンテーターを事前に決め、報告者とコメンテーターによる質疑応答をおこなう。
学術論文の作成をつうじて、議論を論理的に構築する能力の向上を図り、学術論文に要求される基本的なスキルを修得する。
中間報告会、論文報告会におけるパフォーマンスおよび学術論文の内容から判断する。
オリエンテーション時に提示する。
研究テーマに関する資料の調査と論文の執筆。
本演習は、基本的に中国政治論と中国政治演習を履修した学生が卒業論文に匹敵するような論文の執筆にチャレンジする場として設けられている。半期の間に資料の収集・分析と論文執筆をおこなうため、参加学生の高いコミットメントが求められる。学生は、履修前にかならず担当教員と相談し、担当教員の了解を得た上で履修登録をおこなうこと。
大学院進学を検討している学生の参加を歓迎する。