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現代政治分析演習Ⅱ

後期 金曜日 5講時. 単位数: 2. 科目区分: 学部演習. 授業形態: 演習. 対象学年: 2,3,4年次対象. 履修年度: 2024.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

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週間授業回数

1回毎週

配当学年

2,3,4年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

基本的に対面で実施しますが、一部の回はオンライン形式で行う可能性があります。

連絡方法とクラスコード

授業に関する連絡はGoogle Classroomで行います(クラスコードはhhy3gb6)。授業担当者の連絡先はtomoki.kaneko@tohoku.ac.jpです。

初回授業日等

10月4日(金)5講時

授業の目的と概要

本演習では、現代政治に関するデータを分析するために必要な基本知識を学び、実際に分析作業に取り組みます。高度な分析手法を知ることよりも、データを取り扱って分析するための基本を身につけることを目指しますので、統計学などの事前知識は不要です。「データ分析に関心はあるが敷居が高そう」と思っている皆さんの参加を歓迎します。

In this seminar, students will learn the basic knowledge necessary to analyze data on contemporary politics. The aim of this course is to acquire the basics of handling and analyzing data, rather than to know advanced analytical methods. No prior knowledge of statistics is required.

授業内容・方法と進度予定

・各回の授業は、授業担当者によるレクチャー(データ分析の考え方や実際の分析例の紹介)と、グループワーク(分析の練習やディスカッション)から構成されます。自分一人では分からない疑問でも、参加者同士が助け合うことで解決できることがあります。
・実際の分析では、フリーソフトのRStudioを用います。RStudioがインストールされたノートPCを、毎回の授業に持参するようにしてください(詳細は初回授業で説明)。PCのOSは特に問いません(授業担当者はWindowsを用いて解説します)。
・中間レポート(グループ単位)と最終レポート(個人単位)では、授業で学んだ知識を活かして、データ分析の基本に取り組みます。
・基本的に対面で実施しますが、一部の回はオンライン形式で行う可能性があります。

学習の到達目標

データ分析の基本を座学・実学の両面から学ぶことで、政治学(より一般的には社会科学)のデータを定量的に考察するための視座を獲得することが目標になります。また、各参加者のプログラミングに対する心理的なハードルを取り払うことも目指します。データ分析に対する需要が高まっている現代社会において、主体的に分析に取り組める人材になることが大きな目標です。

成績評価方法

・平常点(50%)、中間レポート課題(15%)、最終レポート課題(35%)を総合的に評価します。
・平常点は、出席状況ならびにグループワークでの積極性を中心に評価します。演習授業ですので全ての授業回への参加が原則であり、欠席・遅刻は他の参加者にも迷惑となります。病気などのやむを得ない事情を除き、欠席や遅刻はその都度減点します。また、無断欠席は大幅に減点します。

教科書および参考書

教科書の指定はありませんが、意欲のある人は下記の参考書(あくまで一例)を入手しておくと予習・復習がスムーズになるでしょう。
●今井耕介著、粕谷祐子・原田勝孝・久保浩樹訳(2018)『社会科学のためのデータ分析入門 上・下』岩波書店.
●浅野正彦・矢内勇生(2018)『Rによる計量政治学』オーム社.

授業時間外学習

授業内のグループワークやグループ発表会の準備だけでなく、各回のレクチャーの内容の復習は必須となります。データ分析は「習うより慣れろ」という部分が大きく、積極的に分析に親しむことが学修のためにはとても重要です。ゼミ生同士で疑問点などをお互いに教え合うことも推奨します。本演習では自主性が何よりも大事である点に留意してください。

その他

・履修を検討している人は、Google Classroom(クラスコード:hhy3gb6)に登録した上で、初回の授業に必ず参加するようにしてください。授業担当者の連絡先はtomoki.kaneko@tohoku.ac.jpです。
・2022年度の「政治データ分析入門」または2023年度の「現代政治のデータ分析」の単位を取得した人は、本演習を重ねて履修することはできません。
・単位不要で参加を希望する人は、事前に授業担当者までメールで連絡してください。ただしその場合でも、グループワークに参加することは必須となります。また、一般の履修者同様に全ての授業回への出席が原則であり、遅刻・欠席が多い場合は参加をお断りします。
・本演習は、法学部・公共政策大学院・法学研究科(修士課程)の合同開講です。

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