前期 火曜日 5講時. 単位数: 2. 科目区分: 学部演習. 授業形態: 演習. 対象学年: 3,4年次対象. 履修年度: 2024.
0
1回毎週
3,4年
対面
質問等は、研究室およびメールで随時受け付ける。hiromichi.okamoto.c2@tohoku.ac.jp
4月9日(火)5講時
民事訴訟法上の問題について、すでに一定の程度の学習が進んでいる者を念頭に、報告者が自ら選択したテーマに関する判例や論文の調査・報告と事例問題に関する双方向の議論との双方を通じ、理解を深める。
The purpose of this class is to deepen understanding of the Civil Procedure Law through interactive discussions.
【授業内容】
本ゼミは、①報告形式の回と②事例演習形式の回とを組み合わせて行う。
①の目的は、自らテーマを立て、調査をし、それを書面にまとめて報告するという、法律家のみならず社会一般で要求される能力を涵養することである。
②の目的は、事例問題に取り組むことで、民事訴訟法の基本的な知識を確かなものにし、それを具体的な事例において使いこなせるようになることである。
①について、受講者は、少なくとも1回は、報告を担当する。判例や論文を手がかりに担当者が自らテーマを設定し、45分から60分程度の報告をする。これに対し、参加者全員で質疑応答をする。
②について、①以外の回は事例演習を行う。予備試験論文式やロースクール入試の過去問を素材とする。その理由は、事例の長さや問題の難易度が、学部において民事訴訟法の講義を履修した者が取り組むのに適しているからである。
【実施方法】
対面
民事訴訟手続に関する基本的な理解を深める。
民事訴訟法上の基本的な概念や制度が、具体的な事例においてどのように機能し、関連し合うのかを理解する。
法学的なテキスト(判例、論文)を読みこなす能力を養う。
演習への参加状況(教員に対する応答、議論における発言内容、報告内容など)に基づいて行う。
初回授業時に紹介する。
毎回、テーマとなる事例や判例・論文等を検討し、関連する知識を各自の教科書等で確認すること。
研究大学院(修士)と合同でおこなう。