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刑事法入門

前期 金曜日 1講時. 単位数: 2. 担当教員: 井上 和治. 科目区分: 基礎講義. 授業形態: 講義. 対象学年: -. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: -J. 使用言語: 日本語.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

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週間授業回数

1回毎週

配当学年

1年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

対面

連絡方法とクラスコード

Google Classroomのクラスコードは「j7o5ap5」

初回授業日等

2024年4月12日

授業の目的と概要

 刑事法とは、犯罪と刑罰に関する法規範の総称であり、犯罪の一般的・個別的な成立要件を定める刑法と、犯罪が捜査・訴追されてゆく手続を定める刑事訴訟法を中核とする法領域である。授業では、刑事法を学ぶことの意義を考える出発点となりうるようなトピックや実際の事件等を素材として、刑法総論、刑法各論、刑事訴訟法等の基本的な構造や概念につき検討を加える。そのような検討の過程で、刑事法の学習を進めてゆく際に必要となる基本的なスキルについても詳しく解説する。

授業内容・方法と進度予定

 講義形式(教員が説明等を行う形式)により進めるが、状況に応じて、受講者との対話・討論等を行う場合もある。
 レジュメ等の講義資料は、授業の1週間前までにGoogle Classroom(クラスコードは「j7o5ap5」)上で事前配布する(紙媒体では配付しない)。受講者は、レジュメの末尾に記載された予習案内に従い、講義資料を一読したうえで(ざっと目を通せば足りる)、授業に臨むことが求められる。
 授業に臨む際は、講義資料を紙に印刷して持参する必要はなく(分量が極めて多いため印刷は勧めない)、ノートパソコンやタブレット等の端末を用いてファイルを表示し、適宜書き込みを行えば足りる。

 第01回 オリエンテーション
 第02回 刑法総論①
 第03回 刑法総論②
 第04回 刑法各論①
 第05回 刑法各論②
 第06回 刑法各論③
 第07回 刑事訴訟法①
 第08回 刑事訴訟法②
 第09回 刑事訴訟法③
 第10回 刑事訴訟法④
 第11回 刑事政策①
 第12回 刑事政策②
 第13回 刑事政策③
 第14回 刑事政策④
 第15回 期末試験

学習の到達目標

 第2セメスターから順次開講される刑法、刑事訴訟法等の授業を受講する前提として、刑法総論、刑法各論、刑事訴訟法、刑事政策という基本的な領域において取り扱われる事柄の概要を理解することを目標とする。

成績評価方法

 ①期末試験(持ち込み等は一切不許可)の成績による。
 ②講義中の私語は、他の受講者に対する迷惑行為として禁止する。違反者を発見した際には必ず退室を求めるほか、氏名、学生証番号等を確認のうえ、相応の減点措置をとる場合もある。

教科書および参考書

 ①教科書は存在しない。参考文献は各回のレジュメにおいて詳細に指示する。
 ②小型のものでよいので、初回から必ず六法(有斐閣から刊行されている『ポケット六法(令和6年版)』等)を持参すること。

授業時間外学習

 予習については、前記<授業内容・方法と進度予定>のとおりである。なお、レジュメの末尾に掲記した参考文献は、予習の際に読み込む必要はなく(無論、余裕があれば読み込んでも構わないが)、復習に際して適宜参照すれば足りる。

その他

 ①第1回の授業開始までにGoogle Classroom(クラスコードは「j7o5ap5」)に登録し、第1回の講義資料を入手したうえで、第1回の授業に臨むこと。
 ②授業に遅刻した場合は、教室の前のほうに着席しようとするのではなく、最後列又はその付近に着席すること。
 ③科目等履修生及び他学部生等の履修は認めない。

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