後期 木曜日 ６講時. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員/Instructor: NOBUKAZU KATOU. 対象学年/Eligible Participants: 全学年. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: EAC-ACC621J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.
Case Study (Accounting Profession Ethics)
加藤 暢一
会計実務において、なぜ会計職業倫理が必要か、どのような内容か、できるだけ多くの具体例、不正事例もみながら、より深く実感できる会計職業倫理を理解し、確実に身につける。
そして確固たる強い会計職業倫理をもって、監査、税務、コンサルティング、組織の経理など実務で活躍することをめざす。
In the Accounting, we realize the Accounting Professional Ethics with the understanding of case study ,why we need it, and what is the content.
We will be the Accounting Professional ,we maintain the strong Ethics ,we make the excellent auditors, tax accountants,consultants, accountants.
会計実務において、なぜ会計職業倫理が必要か、どのような内容か、できるだけ多くの具体例、不正事例もみながら、より深く実感できる会計職業倫理を理解し、確実に身につける。
In the Accounting, we realize the Accounting Professional Ethics with the understanding of case study ,why we need it, and what is the content.
オンラインオンデマンドで全ての授業をおこなう。講義60分では分かりやすく解説をして、残り30分で毎回（第3回から5回、7回から14回）に具体例によるグループ別ディスカッションとミニレポート作成、ロールプレイング、中間と期末てポートの作成提出と総合解説を行う。
進度予定
第1回 オリエンテーション／Orientation
なぜ会計職業倫理が必要か、会計職業倫理の事例をみて、講義の進め方、成績評価、学習方法を説明する。
第2回 なぜ不正がなくならないのか、事例等／Why the Injustices will never cease , by the lecture and case study .
なぜ不正がなくならないのか、まず不正の実態、原因の説明、２つの不正事例について学ぶ。
第3回 不正を防止する仕組み、事例等／The Structure of Injustice Prevention , by the lecture and case study mini report ,discussion.
不正防止の仕組みとして、内部統制、コーポレートガバナンスなどの説明、具体例、事例について学ぶ。
第4回 なぜ会計職業倫理が必要か、事例等／Why the Accounting Professional Ethics is necessary , by the lecture and case study mini report ,discussion.
まず倫理学と会計職業倫理の内容（理論、法令、実務）の概要の説明、具体例について学ぶ。
第5回 過去の不正事例によるグループ別ディスカッションとミニレポート作成／The past case study mini report ,discussion.
講義をふまえ具体的事例にかんするグループ別ディスカッション,ミニレポートを作成して、考える。
第6回 中間におけるレポートの作成、総合解説／The Interim Report and synthetic explanation.
講義にもとづき、事前に中間レポートを作成いただき、総合解説をおこなう。
第7回 倫理学の基本、倫理とは、倫理学とは、事例等／The Base of Ethics , by the lecture and case study mini report ,discussion.
アリストテレスなど倫理学、各種の思想、各分野の倫理（医療、法曹、会計職業倫理等）、具体例を学ぶ。
第8回 会計職業倫理における主なテーマ、事例等／The main theme about the Accounting Professional Ethics , by the lecture and case study mini report ,discussion.
主なテーマであるプロフェッション、独立性、正当な注意、品質保持など、具体例、事例を学ぶ。
第9回 法令、規則における会計職業倫理（１）、事例等／The Accounting Professional Ethics on the laws and Regulations , by the lecture and case study mini report ,discussion.（１）
なぜ法令、規則が必要か、倫理規則の1章.総則の内容を説明、具体例、事例を学ぶ。
第10回 法令、規則における会計職業倫理（２）、事例等／The Accounting Professional Ethics on the laws and Regulations , by the lecture and case study mini report ,discussion.（２）
問題が生じた時、概念的枠組みアプローチ等による判断を説明、具体例、事例を学ぶ。
第11回 監査法人の実務における会計職業倫理の取組（１）、事例等／The Accounting Professional Ethics in the accounting firm , by the lecture and case study mini report ,discussion.（１）
監査法人等の実務における監査業務、会計職業倫理にかんする取組、具体例、事例を学ぶ。
第12回 監査法人の実務における会計職業倫理の取組（２）、事例等／The Accounting Professional Ethics in the accounting firm , by the lecture and case study mini report,discussion.（２）
監査法人等の実務における取組で、特に組織風土、品質管理、研修などの具体例、事例を学ぶ。
第13回 企業内会計士の会計職業倫理、事例等／The Accounting Professional Ethics about Professional Accountants in Business , by the lecture and case study mini report , discussion and role playing.
企業で働く企業内会計士の会計職業倫理は何かを説明、具体例でロールプレイングもしながら学ぶ。
第14回 過去の不正事例等によるグループ別ディスカッションとミニレポート作成／The past case study mini report ,discussion.
講義をふまえ過去の不正事例にたいしグループ別ディスカッション、ミニレポートの作成をする。
第15回 期末におけるレポートの作成、総合解説／The final report and synthetic explanation.
これまでの全ての講義をふまえ、事前に期末レポート作成いただき、総合解説をおこなう。
〇
講義への参加、貢献（発言等）とグループ別ディスカッション、ミニレポート作成提出（50％）、中間・期末レポートの作成提出（50％）で評価する。
AA(90 点以上)、A(80 点以上90 点未満)、B(70 点以上80 点未満)、C(60 点以上70 点未満)、D(60 点未満：不合格)
なお、レポートの評価基準は、①理解の正確性、②論点の的確性と網羅性、③論文の的確性とする。
予習：事前にレジメを通読し、ある程度の問題意識を感じ取るなどできるだけ予習を行うことが望ましい。
この講義を受講するために必要となる知識：会計に関する基本知識があることが望ましい。原則として、全ての授業をオンラインオンデマンドで行う。
各回の授業方法の詳細、オフィスアワー、Classroom のコードなどの補足情報は、下記シラバス補遺で掲載する（要 東北大 ID）
https://docs.google.com/spreadsheets/d/10RZeernrdwaToua7siY_H8kzQUFkRrFwPEqds5jtOdk