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スポーツA

後期 金曜日 3講時 その他. 単位数/Credit(s): 1. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 徳満 秋男 所属:. 対象学部/Object: 農. 開講期/Term: 2セメスター. 科目群/Categories: 全学教育科目基盤科目-保健体育(実技). 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: ZFT-HES101J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

各学部の履修内規または学生便覧を参照。

授業題目/Class Subject

弓道(射と礼の技法)

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

弓道は初学者が多いので、弓の扱い方、引き方(射法八節)を基本から学んでいく。
初心者のための 基本体「基本の姿勢、基本の動作」                          
初心者のための 射技「射法八節」                                  
弓道の技・礼が身体の機能や物の機能の深い理解に基づいて組み立てていることを学び、矢を的中させる技を体得するとともに合理的かつ美的な姿勢や身のこなし方を身につける。 

学修の到達目標/Goal of Study

弓道は射法と礼法が渾然一体となったもので、矢を的に当てる技法と改まった場での立振舞を学ぶ。射法は弓を扱うための技法が体系化されたものであり、礼法は伝統的な行動の様式である。到達目標は合理的な姿勢と動きを科学的に理解しそれらを体験することにより日常生活に応用できる能力を身につける。
射法の学習が主な柱となるが、礼法は射法の基本となる姿勢や動きを有しているので毎時間少しずつ学んでいく。ゲームや試合を通して弓道の楽しさや難しさを体験する。

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

第1回 はじめに:危険防止と安全の確認/射法と礼法の概要(射法八節・基本体)
第2回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・ゴム弓を使う №1
第3回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・ゴム弓を使う №2
第4回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・弓を持って素引き №1
第5回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・弓を持って素引き №2 
第6回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・巻藁を射る №1
第7回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・巻藁を射る №2 
第8回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・巻藁を射る №3
第9回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・矢道で79㎝的前の練習 №1
第10回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・矢道で79㎝的前の練習 №2
第11回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・射場で79㎝的前の練習 №1
第12回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・射場で79㎝的前の練習 №2
第13回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・射場より36㎝的前の行射 №1
第14回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・射場より36㎝的前の行射 №2
第15回 射法八節と基本体/基本の姿勢と動作・射法八節・・・射場より36㎝的前の行射 №3 

上記科目の実施明細は下記の通り
※ゴム弓、巻藁を射ること進めながら基本の形・動き・働きを体感するしていく。
【射法八節】 
1.足踏み(あしぶみ) 2.胴造り(どうづくり) 3.弓構え(ゆがまえ) 4.打ち起し(うちおこし)  5.引き分け(ひきわけ) 6.会(かい) 7.離れ(はなれ) 8.残心/残身(ざんしん) 
 【基本体/基本の姿勢・基本の動き】
基本の姿勢:1.立った姿勢 2.座った姿勢 3.すわった姿勢(正座) 4.爪立って腰をおろした姿勢(跪坐/正座)
基本の動作:1.立ち方 2.すわり方 3.歩き方 4.停止体の回り方 5.歩行中の回り方 6.坐しての回り方(開き足)
7.礼(坐礼・立礼) 8.揖(ゆう)
【射法・射技の基本】
1)弓の抵抗力 2)基本体型(縦横十文字と五重十文字) 3)呼吸(息合い) 4)目づかい 5)心気の働き
【射礼】
1)的前射礼(坐射礼/立射礼) 2)巻藁射礼 3)女性の射礼
【介添】
1)演武の場合の動作 2)介添えの心得
【失の心得】

成績評価方法/Evaluation Method

1、身体運動は実践することに意義があるので出席すること。                                                                             2、実技課題は射法と礼法に適った弓の引き方で28mの距離から直径36cmの的に的中させる。                        評価は出席の平常点と実技課題の成績によって行なう。

教科書および参考書/Textbook and References

    授業時間外学修/Preparation and Review

    礼法の動作は身体トレーニングとしての意義を有しているので日常の生活に意識して取り入れてほしい。
    より強い弓を安定して制するためにも体重を利用した自重トレーニングを継続的に行うことを薦める。 
    弓を射る事は、全身の身体運動機能を必要とする為日々の生活においても健康管理には十分留意して頂きたい。

    授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

    不要

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