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倫理学

前期 木曜日 2講時 川北キャンパスA401. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 森 一郎 所属:情報科学研究科. 対象学部/Object: 1セメ:法経医薬工(1~5、15~16組)農/3セメ:理系. 開講期/Term: 1・3セメスター. 科目群/Categories: 全学教育科目基盤科目-人文科学. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: ZFH-PHI102J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

各学部の履修内規または学生便覧を参照。

授業題目/Class Subject

ニーチェ『善悪の彼岸』を読む
Reading Nietzsche: Beyond Good and Evil

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

この授業では、ニーチェの最重要著作の一つである『善悪の彼岸』を読み、哲学、倫理学、宗教の根本問題について考えていく。

*初回から対面授業を実施する(オンライン連絡ツールとしてGoogle Classroomを併用する)。履修希望者は初回ガイダンス授業に必ず出席すること。

学修の到達目標/Goal of Study

1.哲学の古典を精読する醍醐味を味わう
2.じっくりものを考えるということの重要性を理解する。
3.哲学の歴史に学ぶことの重要性を理解する。
4.今日的問題を根本的に掘り下げることの重要性を理解する。

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

第1 回:ガイダンス、『善悪の彼岸』序文を読む
第2 回:『善悪の彼岸』第1篇「哲学者たちの先入見について」を読む(その1)
第3 回:『善悪の彼岸』第1篇「哲学者たちの先入見について」を読む(その2)
第4 回:『善悪の彼岸』第1篇「哲学者たちの先入見について」を読む(その3)
第5 回:『善悪の彼岸』第1篇「哲学者たちの先入見について」を読む(その4)
第6 回:『善悪の彼岸』第2篇「自由な精神」を読む(その1)
第7 回:『善悪の彼岸』第2篇「自由な精神」を読む(その2)
第8 回:『善悪の彼岸』第2篇「自由な精神」を読む(その3)
第9 回:『善悪の彼岸』第2篇「自由な精神」を読む(その4)
第10 回:『善悪の彼岸』第3篇「宗教的なもの」を読む(その1)
第11 回:『善悪の彼岸』第3篇「宗教的なもの」を読む(その2)
第12 回:『善悪の彼岸』第3篇「宗教的なもの」を読む(その3)
第13 回:『善悪の彼岸』第3篇「宗教的なもの」を読む(その4)
第14 回:『善悪の彼岸』第3篇「宗教的なもの」を読む(その5)
第15 回:まとめ

成績評価方法/Evaluation Method

学期末レポートを主とし(60%)、平常点(ミニットペーパーの提出など)を加味する(40%)。

教科書および参考書/Textbook and References

  • 善悪の彼岸, ニーチェ, 岩波書店 (1970) 資料種別:参考書
  • 善悪の彼岸 道徳の系譜, ニーチェ, 筑摩書房 (1993) 資料種別:参考書
  • ツァラトゥストラはこう言った, ニーチェ, 講談社 (2023) 資料種別:参考書
  • 快読 ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』, 森一郎, 講談社 (2024) 資料種別:参考書
  • 愉しい学問, ニーチェ, 講談社 (2017) 資料種別:参考書
  • ニーチェ 哲学者の肖像, 森一郎, 青土社 (2024) 資料種別:参考書

授業時間外学修/Preparation and Review

教科書はとくに定めず、『善悪の彼岸』訳稿プリントを毎回配布し、それに基づいて講読していく予定なので、予習・復習に活用してほしい。とくに、授業後はプリントをもう一度読み直して理解を深めること。さらに、指定参考書の読書に挑戦することが望ましい。

授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

不要

その他/In Addition

使用言語:日本語/Language: Japanese

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