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キャリア教育特別講義(デジタルアントレプレナーシップ研修)

後期 火曜日 5講時 川北キャンパスC203. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 小池 武志、メヒア ソクラテス 所属:高度教養教育・学生支援機構. 対象学部/Object: 全. 開講期/Term: 2セメ以上:全/4セメ:国際学士コース(*). 科目群/Categories: 全学教育科目先進科目-キャリア教育. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: ZAC-CED808B. 使用言語/Language Used in Course: 2カ国語以上.

主要授業科目/Essential Subjects

各学部の履修内規または学生便覧を参照。

授業題目/Class Subject

XR技術を通して地元IT企業と体験する起業事始

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

このセミナーは、デザイン思考に触れチームでのプロジェクトに取り組むことで起業について考える機会を提供する。
デザイン思考はイノベーションで社会を変える強力な手法であり、起業と深い関連がある。チームプロジェクトは、Unityテクノロジー社が提供するゲーム開発用エンジンUnityを使って、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)のアプリを開発する。セミナーは仙台に本社を置くIT企業のエンジニアの指導の下で進められる。コースの前半では、デザイン思考やXR(VR,AR,MR)技術の導入から始まり、Unity社が提供しているオンラインのレッスンに取り組んで必要最低限のプログラミングを学ぶ。後半では、前半で習得した知識をもとに、少人数のグループに分かれて、チームでアプリの発案から開発までを行う。最終発表では、ビジネスコンテスト形式で行い、各自のアプリまたはプロトタイプを披露する。受講者のプログラミング経験は想定していない。

学修の到達目標/Goal of Study

(1) デザイン思考に触れ、起業との関係を知る。
(2) XR技術の発展の歴史に触れ、近年の目覚ましい様々な分野への活用事例を学ぶ。
(3) Unityプラットーフォームでプログラミングを体験する。
(4) アプリの共同開発をGithubプラットフォームを利用して行えるようになる。
(5) 発案から製品の開発、ビジネスプレゼンまでの一通りの流れを経験する。
(6) 国際共修、異分野横断的な環境で協同する。

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

第1回 Class orientation: Introduction to XR(VR/AR/MR)
第2回 Introduction to design thinking
第3回 Introduction to Unity: Creating a game object
第4,5,6回 Working with Scripts
第7回 Working on project as a team (Introduction to GitHub)
第8回 Team project
第9回 Putting design thinking into practice (importance of prototyping)
第10回 Team project
第11回 Team project
第12回 Team project
第13回 Team project
第14回 Team project
第15回 Final presentation

成績評価方法/Evaluation Method

出席(30%)、課題(20%)、チームプロジェクト(35%)、最終発表(15%)の重みで評価。

教科書および参考書/Textbook and References

  • Change by Design: How Design Thinking Transforms Organizations and Inspires Innovation, Tim Brown, Harper Business (2009) ISBN/ISSN: 9780061766084 資料種別:参考書

関連URL/URL

ASAデジタル(株) ホームページ  https://www.asadigital.net/jp/

授業時間外学修/Preparation and Review

ゼミの受講者には、アプリの開発エンジンであるUnityのプロフェッショナルバージョンが無償で提供される。ゼミの前半は、動画の視聴とレッスンごとのプログラミング課題がある。後半は、チーム内で分担を決めて、アプリの開発と最終プレゼン(ピッチ形式)に向けた準備をゼミの時間以外にも進めてもらう。

実務・実践的授業/Practicalbusiness※○は、実務・実践的授業であることを示す。/Note:"○"Indicatesthe practicalbusiness

授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

ノートPC 必須

その他/In Addition

このゼミは、仙台市内に本社を置くASA Digital QA(https://www.asadigital.net/jp/)と共同で行う。講義、演習は主にASA DigitalのSEが担当する。このゼミの定員は最大30名で、うち15名は国際学士コース在学生(9月入学)、残り15名は全学からとする。各班に国際学士コース学生が1名から2名配置される予定。このゼミでの使用言語は英語であるが、語学要件は特にない。英語と日本語を混ぜながら、クラス内でのコミュニケーションをはかる。セミナー用に、VRヘッドセット(Meta Quest)とAndroidスマホ各7台が使用でき、これらを実際に使いながらアプリの開発とテストを行う。プログラミングの経験は問わない。

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