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教職論

前期 火曜日 3講時 川北キャンパスB104. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 青山 勝、齋藤 幸男 所属:教育・学生支援部. 対象学部/Object: 全(歯を除く). 開講期/Term: 1セメスター. 科目群/Categories: 教職に関する科目-教職に関する科目. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: QTL-EDU103J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

各学部の履修内規または学生便覧を参照。

授業題目/Class Subject

教職論

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

教員免許状取得希望の学生、あるいは教育問題に関心のあるすべての学生が受講できる内容である。
授業では、学校が直面するさまざまな教育的課題を取りあげる。例えば、学習指導要領と学力問題、「アクティブラーニング」などの学習指導、「いじめと不登校」などの生徒指導、「事故対応や苦情対応」などの危機管理、多発する自然災害に対する防災・安全教育、そして教育相談と心のケアまで多岐にわたる。授業のまとめとして、大学生としての教育観のプレゼンテーションを行う。

学修の到達目標/Goal of Study

映像や資料の読み取りによる理解を深めながらワークショップを行うことにより、自分の考えや意見を論理的に説明し相互にコミュニケーションができる力を育成する。例えば、「いじめ問題」のロールプレイングでは、自分の役割を自覚しながら的確な対応ができているかを到達目標とする。「アクティブラーニング」による模擬授業では、生徒参加型の要素がどれだけ反映されているかを到達目標とする。最終的には、さまざまな教育課題についての考察を通して、生徒に寄り添う教師の使命感や情熱についての理解を深めることにより、これからの学校のあり方や教育の方向性について考える力を身に付ける。

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

第1課 オリエンテーション、教職の意義①(学校教育と教職の社会的意義)
第2課 教職の意義②(学習指導要領の変遷と新学力観)
第3課 チーム学校運営①(学校安全と危機管理)
第4課 チーム学校運営②(防災教育と地理総合)
第5課 チーム学校運営③(心のケアとレジリエンス)
第6課 教員の役割①(現代教育の課題~アクティブラーニング~)
第7課 教員の役割②(現代教育の課題~道徳教育と特別活動~)
第8課 教員の職務内容①(生徒理解と教育相談)
第9課 教員の職務内容②(服務義務と身分上の義務、懲戒と分限)
第10課 教員の職務内容③(研修と専門性)
第11課 チーム学校運営④(いじめ問題と不登校)
第12課 チーム学校運営⑤(キャリア教育)
第13課 チーム学校運営⑥(特別支援教育)
第14課 チーム学校運営⑦(特色ある学校づくり)
第15課 プレゼンテーション(大学生の教育観)

成績評価方法/Evaluation Method

毎回の授業でレポートを作成し、その内容を評価する。また、ロールプレイングやワークショップなどの形態で行う授業が多いので、その取り組み姿勢や発言・発表の内容を通して総合的に評価する。

教科書および参考書/Textbook and References

    授業時間外学修/Preparation and Review

    授業の中で指示された課題を事前に調べてきたり、模擬授業のための学習指導案を作成したり、プレゼンテーションの内容を準備したりする。

    実務・実践的授業/Practicalbusiness※○は、実務・実践的授業であることを示す。/Note:"○"Indicatesthe practicalbusiness

    授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

    不要

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