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学問論演習

後期 木曜日 5講時 川北キャンパスC204. 単位数/Credit(s): 1. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 邑本 俊亮 所属:災害科学国際研究所. 対象学部/Object: 全. 開講期/Term: 2セメスター. 科目群/Categories: 全学教育科目基盤科目-学問論. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: ZFA-NAA102J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

各学部の履修内規または学生便覧を参照。

授業題目/Class Subject

言葉とコミュニケーションの心理学: 基礎から応用へ

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

この授業では、心理学をベースにコミュニケーションとプレゼンテーションの基礎と応用を学びます。私たちはふだん、あたりまえのように相手が発した情報を理解し、あたりまえのように自分の考えを表現して相手とコミュニケーションを行っています。しかし、そこには私たち人間のきわめて高度な心理メカニズムが働いています。また、コミュニケーションはどんな場面でもうまくゆくとは限りません。その成否はさまざまな要因に左右されます。その要因の1つが、情報の送り手のプレゼンテーション能力です。自分の考えを正確に、そして効果的に他者に伝える能力。それはみなさんの今後の人生において、ますます重要なものとなっていくでしょう。この授業を通して、そのような能力を向上させるためのヒントを獲得してもらえれば幸いです。
In this course, students will learn the basics and applications of communication and presentation based on psychology, and aim to acquire skills to improve their ability to communicate their thoughts accurately and effectively to others.

学修の到達目標/Goal of Study

(1) 人と人とのコミュニケーションに関する心理学的知識を獲得し、日常生活の中で思い出したり活かしたりできるようになる。
(2) 実社会で役立つプレゼンテーション能力(とくに言語表現力)を向上させるためのきっかけをつかむ。
The goals of this course are to
(1) Acquire psychological knowledge about human-to-human communication and be able to recall and utilize it in everyday life.
(2) Grasp clues to improve the presentation skills (especially language expressiveness) that are useful in social life.

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

第1回: オリエンテーション

Ⅰ.コミュニケーションを知る
第2回: 言葉で伝えることの難しさ(講義)
第3回: 言葉以外のメッセージ(講義)
第4回: 会話は成立していますか(講義)
第5回: 誤解をプレゼンする(実習)

Ⅱ.言語表現力を磨く
第6回: 言語理解の心理メカニズム(講義)
第7回: 良い文章を書くために(講義)
第8回: 悪文から学ぶ(実習)
第9回: 悪文にしないためのヒント(講義)

Ⅲ.コミュニケーションを実践する
第10回: ビジュアルコミュニケーション(講義)
第11回: グループ討論による問題解決(実習)
第12回: 作品集を作ろう(実習)
第13回: コミュニケーションクイズ大会(実習)
第14回: 自己を語る(実習)

第15回: まとめ

成績評価方法/Evaluation Method

講義時の提出課題(50%)と実習時の個人ワークやグループワークの遂行状況(50%)によって評価します。
Lecture Notes (50%), Class Assignments and Group Work (50%),

教科書および参考書/Textbook and References

  • 言葉とコミュニケーション ー心理学を日常に活かすー, 邑本 俊亮, 朝倉書店 (2022) ISBN/ISSN: 9784254520330 資料種別:参考書

授業時間外学修/Preparation and Review

実習で使用する宿題が提出されることがあります。宿題は数日かけてじっくりと取り組んできてください。

授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

教員の指示がある回にPC持ち込み必要

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