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数理行動科学研究演習Ⅰ / Mathematical Behavioral Science(Advanced Seminar)I

前期 水曜日 2講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 浜田 宏. セメスター: 1学期. 履修年度: 2023. 科目ナンバリング: LIH-OSO602J. 使用言語: 日本語.

授業題目

社会科学のための統計的因果推論

Course Title (授業題目)

Causal inference for Social Science

授業の目的と概要

1)社会現象を統計モデルとデータを使って説明する方法の基礎を学ぶ.
2)現実の社会現象をどうやって統計モデルとして定式化するかを演習を通して学ぶ.見本となる研究を参考にして「問題を構成する力」の基礎を涵養する.
3)RCTの枠組みにおける平均処置効果と条件付き期待値回帰モデルとの関係を理解する

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

Course objectives is to understand basics of statistical model

学修の到達目標

データの分析手法を習得する
現象の数学的表現を習得する
日常生活の中に潜む数学的構造を見抜く観察力を身につける

Learning Goals(学修の到達目標)

Learnig goal is to understand the method to formalize a statistical model.

授業内容・方法と進度予定

テキストを輪読しながら数学的詳細をフォローする.計算が必須なので必ず予習すること.
授業の実施形態:オンライン

1.イントロダクション
2.基礎的事項,変数の種類と相互の関係,交絡の調整
3.群間比較と統計的推測
4. 回帰分析,OLS推定量の分布,共分散分析
5.ロジスティック回帰,条件付き期待値回帰 
6.処置効果,STUVA条件
7.共変量と条件付き独立  
8.傾向スコア 線形制約 操作変数法
9.マッチング 線形制約と回帰係数の均一性
10.マッチングによる処置効果の推定 
11.層化解析法,重み付け法 モーメント法
12.操作変数とノンコンプライアンス 
13.内生性,欠落変数バイアス,TSLS推定量
14.最尤法,漸近理論
15.まとめ

成績評価方法

出席[70%],授業内の課題[30%]

教科書および参考書

教科書:岩崎学,2015,『統計的因果推論』朝倉書店.
参考書:鹿野繁樹,2015,『新しい計量経済学』日本評論社,
末石直也,2015,『計量経済学』日本評論社
久保拓哉,2012,『データ解析のための統計モデルリング入門』岩波書店.

授業時間外学修

毎週,指定された予習範囲を事前に読みコメントペーパーを準備する
指定された予習範囲の計算や証明を自分で確かめる

その他

確率論,微分積分,線形代数の授業を事前に履修していることが望ましい.事前に履修していない場合は授業を通して学習することが必要である.

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