シラバスの表示

人文情報処理 / Information Processing for the Humanities

後期 金曜日 2講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 湊 信吾. セメスター: 4. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LHM-HUI201J. 使用言語: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

人文情報処理

授業題目

コンピュータを活用したデータ処理と情報発信

Course Title (授業題目)

Data processing and information providing with a computer

授業の目的と概要

この授業ではExcelなどのアプリケーションやプログラミング言語を使用して、データの分析や可視化、情報発信を行えるようになるための基本的な情報処理技術を実習を通して習得してもらうことを目的としている。

以下の予定で講義および実習を行う。内容を変更する場合には授業中に連絡する。

・Excelでは表を使用したデータ処理について練習する。
・Rを使用したデータ解析の方法、グラフの表現について練習する。
・PowerPointを使用してプレゼンテーション用資料を作成する。
・インターネットで文書を公開するにはWebページを作成する。Webページを作るためのプログラミング言語としてHTML、 CSSおよびJavaScriptの基本について学ぶ。
・SQLを使用したデータベースのプログラミングについて練習する。
・プログラミング言語Pythonを用いてプログラミングの練習を行う。

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

The objective of the course is to familiarise students with data processing, data visualization, web programming, and python programming.

・Spreadsheets and VBA programming with MS Excel
・Introduction to data processing with R
・Creating MS Powerpoint slides for presentation
・Introduction to relational database and SQL programming
・Web programming with HTML,CSS,JavaScript
・Introduction to Python programming

学習の到達目標

・Excelを使用した実習により手軽にデータ分析を行うことができるようになる。
・Rを使用して基本的なデータ解析やグラフの作成ができるようになる。
・PowerPointのスライド作成を通して発表用の資料を簡単に作ることができるようになる。
・Webページを作ることで情報を外部に公開する方法について理解を深める。
・SQLのプログラミングを使用し汎用的にデータベースを操作できるようになる。
・プログラミング言語Pythonを使って簡単なプログラムを作れるようになる。

Learning Goals(学習の到達目標)

After completion of the course students are expected to be able to:
・Use Data processing and data visualization with MS Excel and R
・Create effective slides for presentation
・Understand the basic concepts of relational database and SQL programming
・Design web pages with HTML,CSS,JavaScript
・Create basic program in python

授業内容・方法と進度予定

1. オリエンテーション として授業の概要、評価の方法、テキストの閲覧方法、欠席時の対応について説明
2. Excel(表計算の基本)
3. Excel(グラフの作成)
4. Excel(テキストファイルの扱い方)
5. Excel(組み込み関数の応用)
6. Excel(VBAプログラミング)
7. PowerPointを使用したスライドの作成
8. Rを利用したデータ解析とグラフの作成
9〜12. HTML、CSS、JavaScriptを使用したWebページの作成(その1〜その4)
13. SQLを使用したデータベースの操作
14、15. プログラミング言語Pythonを使用したプログラミング(基本とライブラリの利用)

授業は前半、実習を交えながら解説を行う。後半、課題に取り組んでもらう。

成績評価方法

毎回、レポートを提出してもらう。レポートの内容および提出日時により評価を決定する。

教科書および参考書

毎週、classroomの授業のところでテキストを公開する。参考書についてはテキストおよび授業で紹介する。

授業時間外学習

<事前学習>毎週、インターネット経由でテキストを公開するのでそれを見て予習をしてもらいたい。また、テキスト中の語句でわからないところがあれば参考書などを利用して勉強しておいてほしい。
<事後学習>実習後、自分で用意したデータを使って再度試してみることで確実に授業で行ったことを身につけることができる。また、授業中に紹介した参考書で勉強することにより知識を深めることができる。

その他

連絡用のメールアドレスはclassroomのストリームで公開する。テキストもclassroomの授業のタブで資料として公開し、ストリームで公開したことを連絡するようにしている。

 これと関連したシラバス 学務情報システムで確認
このシラバスを共有