社会学基礎演習 / Sociology (Introductory Seminar)

前期 木曜日 ２講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 田代 志門. セメスター: 3. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング: LHM-SOC202J. 使用言語: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

社会学基礎演習

授業題目

質的社会調査入門

Course Title (授業題目)

Introduction to qualitative social research

授業の目的と概要

様々な質的研究法の概要を理解するとともに、それらの方法論に基づいて執筆された論文の精読を行うことを通じて質的社会調査の実際を学ぶ。なお、受講生には授業で学んだことを活かして文献検索等を行い、先行研究の検討を通じて自らの研究テーマを掘り下げることが期待される。

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

This course provides an overview of qualitative social research methods.

学習の到達目標

（1） 質的研究法の特徴を理解できるようになる
（2） 質的社会調査に基づく研究成果を批判的に読むことができる

Learning Goals(学習の到達目標)

The aim of this course is that students understand how to collect and analyze qualitative data based on different methods.

授業内容・方法と進度予定

1 演習の進め方について
2 質的研究とは何か
3 質的研究におけるデータ収集
4 フィールドワーク（1）
5 フィールドワーク（2）
6 参与観察（1）
7 参与観察（2）
8 生活史（1）
9 生活史（2）
10 中間まとめ
11 質的研究の実例を読む（1）
12 質的研究の実例を読む（2）
13 質的研究の実例を読む（3）
14 質的研究の実例を読む（4）
15 まとめ

Class Schedule and Activities(授業内容・方法と進度予定

1) Introduction
2) What is Qualitative Research?
3) Data Collection in Qualitative Research
4) Fieldwork Ⅰ
5) Fieldwork Ⅱ
6) Participant Observation Ⅰ
7) Participant Observation Ⅱ
8) Life History Ⅰ
9) Life History Ⅱ
10) Reading Qualitative Research Ⅰ
11) Reading Qualitative Research Ⅱ
12) Reading Qualitative Research Ⅲ
13) Reading Qualitative Research Ⅳ
14) Reading Qualitative Research Ⅴ
15) Future Challenge for Qualitative Social Research

成績評価方法

授業時の平常点50％、課題レポート50%

Grading Plan(成績評価方法)

Submitted reports, attendance and so on are evaluated.

教科書および参考書

岸政彦・石岡丈昇・丸山里美『質的社会調査の方法』（有斐閣、2016年）

授業時間外学習

毎回、授業前に該当文献を読み込み、自分の意見をまとめて授業に臨む。報告を担当する際は、関連する文献や資料にも目を配り、十分な検討のうえで報告資料を作成する。

その他

受講者は初回に必ず出席してください。出席できない場合は、事前にメールで連絡してください。