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人文社会序論 / Introduction to Humanities and Social Sciences

前期 木曜日 1講時. 単位数: 2. 担当教員/Instructor: 沼崎 一郎. セメスター: 1. 履修年度: 2023. 科目ナンバリング: LHM-OHS203J. 使用言語: 日本語.

授業題目

社会科学レポート作成法-「知的生産」の基礎技術-

Course Title (授業題目)

Writing a Social Science Paper: Introduction to Basic Skills of "Knowledge Production"

授業の目的と概要

 この授業の目的は、文化人類学、心理学、社会学、組織学、開発学、地域研究、ジェンダー論などの社会科学を学びたいと考えている新入生に、4年間の大学生活で必要な「研究」のスキルを体得してもらうことです。そのために、自分で自分に問題を出して「研究」を行い、A4用紙10枚(400字詰原稿用紙25枚)以上の研究レポート作りにチャレンジしてもらいます。
 この授業では、図書館の使い方、インターネットの使い方、教師との付き合い方、問題の見つけ方、資料の集め方、レポートの書き方の基本的なスキルとマナーを、実際に自分で研究に取り組みながら、学んでいきます。これらのスキルとマナーは、授業のレポートだけでなく、卒業研究・卒業論文にも役立つものです。一年生のうちに、しっかり身につけましょう。

Course Objectives and Course Synopsis(授業の目的と概要)

This course is designed to provide basic training in research skills necessary at the undergraduate level for those students interested in social sciences such as cultural anthropology, psychology, sociology, organization studies, development studies, area studies and gender studies. Students are required to find research problems by themselves, conduct research by themselves, and write up a research paper (10-pages or more).
Students will learn how to conduct library and internet research, how to associate with teachers, how to find research problems, how to collect and analyze data, and how to write an academic research paper.

学修の到達目標

1.研究に値する問題は何かを、自分で見つけられるようになる。
2.考える材料となる確かな事実を、自分で探して集められるようになる。
3.集めた事実に基づいて、論理的に問題への解答を導き出せるようになる。
4.自分の研究の成果を、文章で表現できるようになる。
5.Googleの各種サービスが使えるようになる。
6.レポートが怖くなくなる!

Learning Goals(学修の到達目標)

To become capable of
1.finding a research topic/theme
2.collecting facts
3.thinking logically based on facts
4.writing up the findings academically
5.using Google services
To overcome fear of paper writing

授業内容・方法と進度予定

授業予定は以下の通りです。

第1回 導入―履修方法の説明―
第2回 研究トピックを探す(1)
第3回 研究トピックを探す(2)
第4回 研究テーマを探す(1)
第5回 研究テーマを探す(2)
第6回 研究の構想を立てる(1)
第7回 研究の構想を立てる(2)
第8回 資料を探し、データを集める
第9回 質的データに「事実」を語らせる
第10回 量的データに「事実」を語らせる
第11回 誠実に、論理的に書く
第12回 序論を書く
第13回 本論の書き進める
第14回 結論を導き出す
第15回 形式を整える

 各回の授業のテーマを詳しく説明したプリント資料を、初回の授業の際に配布します。毎回、課題を出し、様々な作業をしてもらますが、それらの課題を順番にこなしていくうちに、自然とレポートの材料が集まっていく仕組みになっていますから、安心して取り組んでください。
 GoogleクラスルームとGメール使って日常的に教員やクラスメートとコミュニケーションを取り、互いにアドバイスしあいながら、一緒に研究を進めていきます。また、Googleドライブを使って、下書から完成稿まで、教員が手取り足取り添削指導します。
 なお、受講生の研究の進み具合に応じて、授業予定は変更されることがあります。また、新型コロナウイルス感染症の状況と、東北大学行動指針レベルによっては、授業実施方法を変更することもありえます。

*やさしくていねいに指導しますから、心配しないで履修してください。

成績評価方法

授業課題(25%)と最終レポート(75%)で評価します。詳しくは初回の授業で説明します。

Grading Plan(成績評価方法)

Class assignments (25%) and the final paper (75%). Detailed explanation will be given at the first class meeting

教科書および参考書

沼崎一郎『はじめての研究レポート作成術』岩波ジュニア新書
阿部紘久『文章力の基本』日本実業出版社

授業時間外学修

図書館とインターネットを使っての資料収集、授業課題、レポート執筆に相当の時間を使います。しかし、誰でもやればできますから、心配しないでチャレンジしてください。

その他

 事前に教科書を入手して目を通しておいてください。特に、第1回の授業前に『はじめての研究レポート作成術』第1章をよく読んで、この授業で求められる「研究」のイメージをつかんでください。
 文学部生で文化人類学専修を希望する学生は、ぜひとも履修してください。今後の勉強の土台になるし、卒論を書くとき、この授業のありがたみを実感するはずです。

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