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行政学演習Ⅱ

後期 木曜日 2講時. 単位数: 2. 科目区分: 学部演習. 授業形態: 演習. 対象学年: 3,4年次対象. 履修年度: 2024.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

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週間授業回数

1回毎週

配当学年

3,4年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

対面で実施する予定。

連絡方法とクラスコード

Classroom:eycpere 質問等は、メールで随時受け付ける。susumu.nishioka.d3@tohoku.ac.jp

初回授業日等

10月3日

授業の目的と概要

本演習では、行政学や政治学、より広くには社会科学に関連する学術文献を輪読し、議論を行う。そのことを通じて、行政学や政治学に関する学術的知識や研究の手法を習得し、ひいては社会科学に対する受講生の理解を促進することを目的とする。今期は民主主義のあり方に焦点を当てた著作を輪読する予定である。なお、具体的な内容や進度は受講生と相談の上、決定する。

The goal of this seminar is that students will obtain academic knowledge and skills through reading and discussing books and articles about social sciences including public administration, policy studies, and political science. In this term, we will read some books on democracy and public policy.

授業内容・方法と進度予定

本授業は対面で実施する予定。授業の連絡及び講義資料の配布は、Google Classroom(クラスコード:eycpere)を使用して行うので各自確認すること(Classroomは学部演習に割り当てられているものに統合して使用する)。
 授業の内容・方法・進度予定は以下の通りだが、変更もありうる。
 授業目的と合致する日本語あるいは英語で書かれた学術文献等を輪読し、方法論や理論を習得する。さらに余裕があれば、国や地方自治体などの事例について受講生自身が研究を行う。その間、レジュメ等を用いて発表を数回行い、その場で議論し、研究を深める。輪読する書物や進度については、第1回の授業で決定する。

学習の到達目標

演習における学術書・論文の読解、報告、討論などを通じて学術的な作法と技法を身につけ、大学生が備えておくべき知的技能を習得することが最終的な目標である。

成績評価方法

平常点(出席、報告、議論への参加)によって評価する。

教科書および参考書

輪読候補の書物を以下に掲げるが、変更もありうるので留意されたい。
(1)マシュー・フリンダース(2023)『それでも政治を擁護する: デモクラシーが重要な理由』(武田宏子訳)法政大学出版局。
(2)アダム・プシェヴォスキ(2023)『民主主義の危機:比較分析が示す変容』(吉田徹・伊﨑直志訳)白水社。
(3)マーティン・ウルフ(2024)『民主主義と資本主義の危機』(小川敏子訳)日経BP。
(4)ハーゲン・クー(2023)『特権と不安:グローバル資本主義と韓国の中間階層』(松井理恵編訳)岩波書店。
(5)高松平藏・有山篤利 (2023)『スポーツを地域のエンジンにする作戦会議:ドイツの現状、日本の背景を深掘り!』晃洋書房。
(6)中根千枝(1967)『タテ社会の人間関係』講談社現代新書。
(7)小熊英二(2019)『日本社会のしくみ:雇用・教育・福祉の歴史社会学』講談社現代新書。

授業時間外学習

輪読、調査、報告の準備など。

その他

参加希望者は初回の授業に出席すること。なお、本演習は研究大学院・公共政策大学院演習との合併授業である。

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