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行政学演習Ⅰ

前期 水曜日 2講時. 単位数: 2. 科目区分: 学部演習. 授業形態: 演習. 対象学年: 3,4年次対象. 履修年度: 2024.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

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週間授業回数

1回毎週

配当学年

3,4年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

対面で実施する予定。

連絡方法とクラスコード

Classroom:yy5bcnm 質問等は、メールで随時受け付ける。susumu.nishioka.d3@tohoku.ac.jp

初回授業日等

4月10日

授業の目的と概要

本演習では、行政学や政治学、より広くには社会科学に関連する学術文献を輪読し、議論を行う。そのことを通じて、行政学や政治学に関する学術的知識や研究の手法を習得し、ひいては社会科学に対する受講生の理解を促進することを目的とする。今期は政策過程に焦点を当てた著作を輪読する予定である。なお、具体的な内容や進度は受講生と相談の上、決定する。

The goal of this seminar is that students will obtain academic knowledge and skills through reading and discussing books and articles about social sciences including public administration, policy studies, and political science. In this term, we will read some books on policy studies.

授業内容・方法と進度予定

本授業は対面で実施する予定。授業の連絡及び講義資料の配布は、Google Classroom(クラスコード:yy5bcnm)を使用して行うので各自確認すること(Classroomは学部演習に割り当てられているものに統合して使用する)。
 授業の内容・方法・進度予定は以下の通りだが、変更もありうる。
 授業目的と合致する日本語あるいは英語で書かれた学術文献等を輪読し、方法論や理論を習得する。さらに余裕があれば、国や地方自治体などの事例について受講生自身が研究を行う。その間、レジュメ等を用いて発表を数回行い、その場で議論し、研究を深める。輪読する書物や進度については、第1回の授業で決定する。

学習の到達目標

演習における学術書・論文の読解、報告、討論などを通じて学術的な作法と技法を身につけ、大学生が備えておくべき知的技能を習得することが最終的な目標である。

成績評価方法

平常点(出席、報告、議論への参加)によって評価する。

教科書および参考書

輪読候補の書物を以下に掲げるが、変更もありうるので留意されたい。
(1)大和田雅人(2022)『宮城県美術館:誕生から移転断念まで 未来へつなぐ40年の軌跡』プランニング・オフィス社。
(2)中村恵佑(2024)『大学入試の共通試験改革をめぐるポリティクス:「拒否権プレイヤー論」による政策過程分析』東京大学出版会。
(3)佐竹五六(2023)『政策論の作法:政策はいかに策定されるべきか』地域開発研究所。
(4)ジョン・キングダン(2017)『アジェンダ・選択肢・公共政策:政策はどのように決まるのか』(笠京子訳)勁草書房。
(5)大嶽秀夫(1996)『現代日本の政治権力経済権力:政治における企業・業界・財界(増補新版)』三一書房。
(6)Emily St.Denny and Philippe Zittoun (eds.) (2024) Handbook of Teaching Public Policy, Edward Elgar.
(7)李連澤・安本敦子・宋娜瑛(2024)『観光政策入門』晃洋書房。

授業時間外学習

輪読、調査、報告の準備など。

その他

参加希望者は初回の授業に出席すること。なお、本演習は研究大学院・公共政策大学院演習との合併授業である。

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