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知的財産法

後期 月曜日 2講時 法学部第1小講義室 / 後期 金曜日 2講時 法学部第1小講義室. 単位数: 4. 担当教員: 松岡 徹, 蘆立 順美. 科目区分: 展開講義. 授業形態: 講義. 対象学年: 2,3,4年次対象. 履修年度: 2024.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

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週間授業回数

2回毎週

配当学年

3,4年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

対面

連絡方法とクラスコード

連絡方法については、classroomにおいて周知する。クラスコード:o2krdgb
なお、授業の内容に関する質問については、原則、授業後に受け付ける。

初回授業日等

10月4日(金)

授業の目的と概要

知的財産法に属する法律のうち、特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、著作権法、不正競争防止法を中心として講義を行う。

This course teaches the basics of intellectual property law in Japan, especially patent law, utility model law, design law, trademark law, copyright law, and unfair competition law.

授業内容・方法と進度予定

本授業は、対面で実施する。

講義は2名の教員により行われる。第1回目の講義において、知的財産法の全体像について概説した後、それぞれの教員が以下の内容について講義を行う。

〔特許法、実用新案法、意匠法〕       
1.特許法・総論 / 発明
2.特許法・特許要件1
3.特許法・特許要件2
4.特許法・権利取得手続        
5.特許法・審判手続
6.特許法・審決取消訴訟
7.特許法・特許権の効力
8.特許法・特許権侵害1
9.特許法・特許権侵害2
10.特許法・侵害の効果等
11.特許法・特許権の帰属1
12.特許法・特許権の帰属2
13.特許法・特許権の経済的利用等
14.実用新案法・考案/ 登録要件/ 実用新案権/ 侵害の効果等
15.意匠法

〔著作権法、不正競争防止法、商標法〕
1.著作権法・総論/ 著作物1
2.著作権法・著作物2
3.著作権法・権利の帰属
4.著作権法・著作権侵害1
5.著作権法・著作権侵害2
6.著作権法・著作権の制限規定
7.著作権法・著作者人格権侵害
8.著作権法・侵害の効果等
9. 著作権法・侵害の主体等
10.不正競争防止法・商品等表示の保護
11.不正競争防止法・商品形態の模倣行為規制・営業秘密の保護
12.不正競争防止法・その他の不正競争、商標法・総論
13.商標法・登録要件等
14.商標法・商標権侵害
15.試験と解説

学習の到達目標

各法の基礎的内容と制度趣旨等を理解する。基本的論点に関する裁判例及び学説の議論等を学ぶことにより、各法の重要概念について理解する。

成績評価方法

筆記試験による。

教科書および参考書

教科書:平嶋竜太=宮脇正晴=蘆立順美『入門 知的財産法[第3版]』(有斐閣2023)
      その他は、初回の授業において説明する。
参考書:初回の授業において説明する。
      その他、必要な文献・資料については、講義の中で適宜紹介する。
 なお、講義には、特許法、実用新案法、意匠法、商標法、著作権法、不正競争防止法の条文を持参すること。法改正が頻繁に行われる法分野であるため、条文は最新のものを準備すること(コピーや電子媒体でも構わない)。

授業時間外学習

授業前は、教科書の該当箇所に目を通してくこと。授業後は、レジュメやノート等に基づき、授業内容について復習すること。特に、授業で扱った条文や重要法理等について、裁判例における判断も含めて理解できているかを確認すること。

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