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商取引法

前期 月曜日 2講時. 単位数: 2. 科目区分: 展開講義. 授業形態: 講義. 対象学年: 2,3,4年次対象. 履修年度: 2024.

実務・実践的授業※○は、実務・実践的授業であることを示す。

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週間授業回数

1回毎週

配当学年

3,4年

実施方法(対面・リアルタイム・オンデマンド・ハイブリッド等)

対面

初回授業日等

4月8日(月)

授業の目的と概要

海商法は数ある法分野のなかでも最も歴史のある法分野の一つである。本講義では、海上運送法を中心とした内容を扱い、海運大国であるわが国の経済にとってもきわめて重要となる取引に関連するルールを理解することを目的とする。
This course aims to provide basics of commercial maritime law. The lecture will focus especially on rules concerning carriage of goods by sea. Related topics and relevant judicial precedents shall also be treated.

授業内容・方法と進度予定

授業は講義形式で行い、原則として対面で実施する。

授業の内容は、以下を予定している。
第1回 海商法の特徴と歴史・海商法の意義
第2回 船舶
第3回 海上活動の主体と補助者
第4回 船舶所有者等の責任制限
第5回 運送に関するルールと海上物品運送契約
第6回 船荷証券(1)
第7回 船荷証券(2)
第8回 海上物品運送契約の履行
第9回 海上物品運送人の責任(1)
第10回 海上物品運送人の責任(2)
第11回 海上旅客運送契約
第12回 船舶の衝突・海難救助・共同海損
第13回 船舶先取特権・船舶抵当権
第14回 海上保険
第15回 総括と試験

学習の到達目標

海商法の性格や考え方、海上物品運送に特有の概念を理解し、海商法における基本的な制度及びその活用場面を説明できることを目標とする。

成績評価方法

期末の筆記試験による。

教科書および参考書

教科書:箱井崇史『基本講義 現代海商法(第5版)』(成文堂、2024年)
参考書:
神作裕之=藤田友敬編『商法判例百選』(有斐閣、2019年)
小林登『新海商法概論』(信山社、2023年)

授業時間外学習

各回の授業の範囲に該当する箇所を一読してから授業に臨むこと。また、各回のテーマに関連する文献を読み、さらに理解を深めることを期待する。

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