放射線計測学実験（８セメ）

後期集中 その他 連講. 単位数/Credit(s): 1. 担当教員/Instructor: 千田 浩一. 対象学科・専攻/Departments: 保健学科放射線技術科学専攻. セメスター/Semester: ８セメスター. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: MRT-CRS3J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

選択・必修/Required･Elective

必修

主要授業科目/Essential Subjects

○

授業題目/Class subject

測定の目的に対応した適切な検出器を選択するために
Experiments on fundamentals of radiation measurement

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

放射線計測学Ⅰ,Ⅱに関する講義内容をもとに、放射線が物質にどのような過程でエネルギーを伝えていくかを考え、実験を通して各種放射線測定器の測定原理および基本的特性を確認し、理解することを目的として実験を行う。実験項目毎に実験内容を解説するが、測定内容を把握したうえで実験に臨んでほしい。また、微量とは言え放射線同位元素(チェッキング線源)を扱うので、慎重に取り扱うことに留意してほしい。
Understand the fundamentals of radiation measurement.

学習の到達目標/Goal of study

放射線計測では放射線を正確に測定することが重要で、放射線の性質、強度等により、それらに適した検出器、測定器の選択が必要となる。診療の場で、あらゆる状況においても線量・放射能測定することで線量・放射能量を決定しうる能力を身につけることを目標とする。
To learn the radiation dosimetry in medicine.

授業内容・方法と進度予定/Contents and progress schedule of the class

下記などの中から適宜実験を行う。/ Geiger-Müller counter, Scintillation detector, Thermoluminescent dosimeter, Radio photoluminescence dosimeter, etc.

総実験時間は30時間（4セメ+5セメ+8セメ）とする / The total experimental time = 30 hours.

１．GM計数管（6時間）
２. 電離箱の基本特性（6時間）
３. シンチレーション検出器（6時間）
４. ベータ線の吸収と散乱（6時間）
５．TLD、蛍光ガラス線量計、面積線量計の基本特性（6時間）　など


※実験時間および実験装置の都合により実験内容が変更になる場合がある．/ The contents of the experiment may be changed depending on the experiment time and experimental equipment.
※実験は他の実験科目の都合により複数セメスターにまたがって消化する．/ This course may span multiple semesters due to other experimental subjects.

成績評価方法/Evaluation method

平常点とレポート提出を前提条件として評価する。
（レポート：80％程度　平常点 :20％程度）
そのうえで、予習状況、実験に取り組む態度および姿勢、レポートより判断される実験内容の理解度によって総合的に評価する。
Students are evaluated on the precondition of quizzes and reports submission. (Report score：80％, Quizzes：20％).
In addition, students are evaluated comprehensively based on the preparation, attitude toward the experiment, and the level of understanding of the experiment determined from the submitted report.

教科書および参考書/Textbook and References

• 必要に応じプリント配布、および参考情報のあるウェブサイト等を紹介する。,

授業時間外学習/Preparation and Review

実験の時間は限られているので予習復習を必ず行うこと。Self-directed learning is important.

実務・実践的授業/Practicalbusiness※○は、実務・実践的授業であることを示す。/Note:"○"Indicatesthe practicalbusiness

○

備考/Notes

担 当 教 員： 千田 浩一、稲葉洋平、鈴木正敏、ほか

※予習状況、実験への取り組む態度、提出されたレポートにより総合評価する。/Activity during experiments, Experimental reports, etc.
※実験に先立ってガイダンスを行い事前に実験内容を指示するので予習に役立てること. / Guidance is given prior to the experiment, and the contents of the experiment are instructed in advance.
※実験時間および実験装置の都合により実験内容が変更になる場合がある．/ The contents of the experiment may be changed depending on the experiment time and experimental equipment.
※実験は他の実験科目の都合により複数セメスターにまたがって消化する．/ This course may span multiple semesters due to other experimental subjects.