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産業発展論演習(I)b

後期 水曜日 4講時 経済学部第24演習室. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員/Instructor: NOZOMU KAWABATA. 対象学年/Eligible Participants: 1年/First year. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: EEM-ECO520J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語。.

科目名/Subject

Industrial Development (Seminar Ib)

担当教員

川端 望

授業の目的と概要/Object and summary of class

産業経済研究について,大学院生による報告と討論を行う。

Report and discussion on the research of industrial development.

学習の到達目標/Goal of study

 産業経済に関する専門論文を作成する上で,理論的・実証的に様々な解決すべき問題が生じる。これについて,ゼミナール形式で発見し,掘り下げ,解決の手がかりをつかむことが目標である。

Capacity building of students on the research of industrial development through seminar style

授業内容・方法と進度予定/Contents and progress schedule of the class

*Googleクラスルームは使用しない。受講手順は「その他」の欄を参照。
*入学直後の学期にこの演習を履修する者
 1巡目:参加者が論文作成に向けた自分の研究計画を発表し,議論する。どれだけ具体的な研究方法,研究ステップ,スケジュールを立てられるかがポイントである。
 2巡目:参加者が先行研究,基本資料などについての分析・考察を発表し,議論する。
*それ以外の者
 参加者が自己の論文に向けて中間報告的な研究報告を行い,議論する。

 教科書・参考書は事前には指定できない。報告者が文献サーベイを行う際に,他の受講者もその文献を購入する必要があるかもしれない。1ヶ月に1-2冊程度の文献購入が必要になるかもしれないので,注意すること。

Student should report on the following issues.
+Research plan
+Progress report
+Final report

成績評価方法/Evaluation method

 平常の討論への参加,報告によって評価する。無断欠席は減点対象となる。ただしやむを得ない事情があるものは個別に考慮する。

教科書および参考書/Textbook and references

  • 社会科学の考え方, 野村康, 名古屋大学出版会 (2017) ISBN/ISSN: 9784815808761 資料種別:参考書
  • 新装版 ケース・スタディの方法(第2版), ロバート・K.イン, 千倉書房 (2011) ISBN/ISSN: 9784805109779 資料種別:参考書

授業時間外学習/Preparation and Review

 自分が発表する回のレジュメは3日前,フルペーパーは5日前まで参加者に送らなければならない。自分以外の受講者が発表するときは,それらを読んでこなければならない。その他,マニュアルを配布するので記載しているルールに従うこと。
 ある1回のゼミの内容が,その後の研究生活すべてに役立つこともある。1回1回を大切に。

その他/In addition

 院生によるレジュメ,スライド,報告は日本語か英語のどちらか。討論と教員の解説は日本語。
 産業発展論演習IaとIbは独立に履修できる。
 参加者は,(1)産業経済に関連する研究テーマを持っていること,(2)担当者を指導教員,あるいは研究過程でのディスカッション相手として希望すること,の二つの条件を満たすことが必要である。
 出席希望者は必ず1回目に出席するか,あるいは同日までにメール等で連絡すること。いずれもおこなわない者は,履修を認めない。アドレスは以下の通り。 
nozomu.kawabata.b1*tohoku.ac.jp (*を@に変えてください)
 オフィスアワーは水曜日5講時とする。
 「教科書および参考書」欄に記した書籍は参考書である。研究の認識論と方法論を身に着けるために,自ら読破することを強く推奨する。 
Google Classroomは用いず,メーリングリストで連絡とファイルのやり取りを行う。

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