後期 火曜日 ２講時 第２小講義室. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員/Instructor: YASUNARI TAKAURA. 対象学年/Eligible Participants: 3・4. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: EAL-MAN368J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.
Management(Special Lectures)
高浦 康有
経営学における理論構築のパースペクティブについてテキスト読解を通じて学ぶ。近年のブランディング論において展開された、対象者の生活コンテクストの間主観的な理解に根差した解釈主義的アプローチについて、客観的な法則定立をめざす実証主義的アプローチと比較しつつ、検討する。
This lecture will let you learn the perspectives how to construct any management theory through exploring academic text books. We would like to compare positivism approach for establishing objective laws with behaviorism approach for understanding inter-subjective motivations in relevant actors.
経営学の理論構築における方法論的立場について理解を深める。またこの学習を通じて、自らが研究上、依拠する方法論的前提について自覚的になれるような研究センスを養う。
This class will provide you with profound insights into the methodology of constructing management theories and inspire the research senses through which you can acknowledge your own methodological assumptions.
下記の指定テキストを各章ごとに批判的に読み進める。受講生は各章のトピックスについて課題提起のコメント・ペーパーを毎回作成し、提出する。発表者については随時、指名する。
（１）ブランディングにおける実証主義的アプローチ
（２）ブランディングにおける解釈主義的アプローチ
（３）ブランディングの事例研究 （阪急、カゴメ、無印良品、エーザイ等）
基本的に教室開講（対面授業）としますが、希望者がいればオンライン（zoom）も併用します。
Google Classroomを通じて資料配布等を行います。
大学院特論のクラスと合同になります。下記招待リンクをクリックして、クラス登録してください。
招待リンク：https://classroom.google.com/c/NjYxNjc2NDEyNzYx?cjc=mrwknud
This lecture include the following contents: what is the thinking methodology of management study, the comparison between description of variables-system and one of actions-system in research of business strategy and case studies as modeling the unintended effect of the chains of actions.
ペーパー及び最終課題の提出状況や分析レベル、討議に対する貢献度などに応じて評価する。
参考事例）リクルートWorks連載シリーズ「成功の本質」（監修／野中郁次郎）
https://www.works-i.com/works/series/seikou.html
テキストの各章につきコメント・ペーパーの作成を通じて予習してもらいたい。また討議で得た他の受講生からのフィードバックを振り返ることで事後の復習に役立ててもらいたい。
本講義のテーマへの関心が多少ともあり、邦語文献読解の能力をある程度有し、また他者とのディスカッションを厭わないことが履修の前提条件である。学部研究生の聴講は認めない。
【連絡先】http://www2.econ.tohoku.ac.jp/~takaura/
【オフィスアワー】木曜３講時（経済学研究科棟6階601）