前期 火曜日 ３講時 川北キャンパスＣ４０５. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員/Instructor: SHINJI OHSETO. 対象学年/Eligible Participants: 2. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: EAL-ECM205J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.
Pre-Seminar
大瀬戸 真次
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経済学の様々な分野において、ゲーム理論はモデル化や分析のために必要不可欠なものとなっている。この科目では、ゲーム理論の基本的な枠組みと経済学への応用をゼミ形式で学習する。ゲーム理論は、消費者や企業などの経済主体の行動がお互いに影響を与え合う状況において、各経済主体が相手の持つ情報や相手のとる行動を合理的に予想しながら自らの行動を決定すると、社会的にどのような結果が実現するのかを分析する。ゲーム理論は、その誕生以来、経済学の主要な分野の理論を“ゲーム理論的な考え方”に基づいて再構築させるほどの多大な影響を与えてきた。また、ゲーム理論の応用範囲は幅広く、社会学、心理学、政治学、国際関係学などの人文社会科学分野から、数理科学、情報科学、物理学、生物学などの自然科学分野にまで及んでいる。
{In this course, students will learn the basic framework of game theory and its application to economics.]
ゲーム理論の基本的な枠組みと経済学への応用を理解する。ゲーム理論に必要な最小限の数学の知識を身に付ける。
{In this course, students should understand the basic framework of game theory and its application to economics.]
この授業のGoogle Classroomの授業コードは、jr2tcnr である。授業の詳細、変更等についてはGoogle Classroomで周知するので、よく確認すること。
[The Google Classroom class code for this class is jr2tcnr. Class details and changes will be announced on Google Classroom, so please check it carefully.]
ゲーム理論の基本的なテキストを受講者が交代で報告をして、その後全員で討論を行う。
第1回：非協力ゲーム：行動決定が同時に行われる場合
第2回：非協力ゲーム：行動決定が同時に行われる場合
第3回：非協力ゲーム：行動決定が同時に行われる場合
第4回：非協力ゲーム：行動決定が時間をおいて行われる場合
第5回：非協力ゲーム：行動決定が時間をおいて行われる場合
第6回：非協力ゲーム：行動決定が時間をおいて行われる場合
第7回：情報不完備なゲーム
第8回：情報不完備なゲーム
第9回：情報不完備なゲーム
第10回：２人協力ゲーム：交渉ゲーム
第11回：２人協力ゲーム：交渉ゲーム
第12回：２人協力ゲーム：交渉ゲーム
第13回：多人数協力ゲーム：特性関数形ゲーム
第14回：多人数協力ゲーム：特性関数形ゲーム
第15回：多人数協力ゲーム：特性関数形ゲーム
[In this course, students will discuss several topics on game theory and its application to economics.]
平常点（報告、宿題等）によって成績評価を行う。
報告者だけではなく、受講者全員が予習をすること。授業で取り扱った練習問題をよく復習すること。
この授業のGoogle Classroomの授業コードは、jr2tcnr である。
連絡先：ohseto@tohoku.ac.jp
オフィスアワー：授業終了後から１時間