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融合領域研究合同講義

後期 水曜日 3講時 その他. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 日笠 健一 所属:高等大学院機構. 対象学部/Object: 全研究科. 開講期/Term: 後期. 科目群/Categories: 大学院共通科目-大学院共通科目. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: CCG-IRE501J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

授業題目/Class Subject

融合領域研究合同講義

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

学際的・異分野融合的研究領域の進展に伴い,学際的な視野を持つ優れた若手研究者を養成するために,東北大学を代表する研究者に1回ずつ問題意識,ブレークスルー,先端的研究事例,研究経緯,体験談等を語ってもらうことにより,最新の学問の進展を俯瞰的に理解し,学際的・横串的な視野の重要性を体感する。

学修の到達目標/Goal of Study

東北大学でどのような最先端の研究が行われているかを知るとともに,俯瞰的な視野を自分の研究に生かせるようになる。

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

以下は昨年度の内容であり,今年度は多少の変更がありうる。

1. 日笠 健一(学際高等研究教育院長)講義ガイダンス・自然界の普遍法則と単位系
2. 滝澤 博胤(理事・副学長) ケミストリーの場を探る
3. 大野 英男(総長) スピントロニクス
4. 井上 邦雄(ニュートリノ科学研究センター長) 宇宙・素粒子の謎を解く鍵:ニュートリノ
5. 栗原 和枝(未来科学技術共同研究センター教授) 相互作用をバネばかりで測る表面力測定
6. 小谷 元子(理事・副学長) 科学の共通言語「数理科学」
7. 今村 文彦(災害科学国際研究所教授) 災害科学国際研究所の発足と現在の活動:今後のリスクとレジリエント社会構築に向けて
8. 早瀬 敏幸(学際科学フロンティア研究所長) 実世界の流れを再現する:コンピュータシミュレーションの新たな展開
9. 大隅 典子(医学系研究科教授・副学長) 「ジェンダードリサーチ」のススメ
10. 阿尻 雅文(材料科学高等研究所教授) Mixing the Unmixable
11. 寺田 眞浩(理学研究科長) 欲しいものだけを作る化学:有機合成化学と理論科学の融合
12. 押谷 仁(医学系研究科教授) COVID-19とScience
13. 山本 雅之(東北メディカル・メガバンク機構長) 酸素医学とバイオバンク
14. 中沢 正隆(災害科学国際研究所特任教授) 光ファイバ通信の現状と将来展望
15. 小泉 政利(文学研究科教授) 言語の語順と思考の順序:言語が違えば世界が違ってみえるか?

成績評価方法/Evaluation Method

出席状況と各回の感想文提出や講義中の質問による。

教科書および参考書/Textbook and References

    関連URL/URL

    http://www.iiare.tohoku.ac.jp

    授業時間外学修/Preparation and Review

    各回事前に配布される講義資料によく目を通しておくこと。

    授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

    オンライン授業のため、パソコン等の情報端末機器を準備すること。

    その他/In Addition

    学際高等研究教育院の推奨指定科目である。
    令和3年度以前に「融合領域研究合同講義」(工学研究科開講分)の単位を修得している学生は本科目を再度履修することはできない。

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