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教育相談・生徒指導Ⅰ(進路指導を含む)

前期 木曜日 2講時 川北キャンパスB102. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 佐藤 宏平 所属:山形大学. 対象学部/Object: 全(歯を除く). 開講期/Term: 3セメスター. 科目群/Categories: 教職に関する科目-教職に関する科目. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: QTL-PSY104J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

各学部の履修内規または学生便覧を参照。

授業題目/Class Subject

教育相談・生徒指導の基礎、ならびに進路指導の基礎

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

学校における教育相談活動や生徒指導において対象となる児童生徒の諸問題について概説し、こうした問題行動に対して教員がどのように対処しうるのか、事例も交えながら論じる。また、相談活動が円滑に機能するためにはどのような点に留意する必要があるのか、さらに予防も含め機能的な学校システムとはどのようなものかに関しても学んでゆく。加えて、進路指導やキャリア教育、キャリアガイダンスについても触れる。

学修の到達目標/Goal of Study

・各種学校における生徒のさまざまな問題行動について、その意味や背景を含めて理解するとともに、望ましい対応について説明できる。                                                                ・不登校、いじめ、発達障害に関する関連法規の概要について説明することができる。
・一次的援助サービス、二次的援助サービス、三次的援助サービスの違いとその意義について説明できる。
・チーム学校の理念に基づき、学校外の各専門機関の役割やこれら機関との連携のあり方について説明できる。     ・学校種に適したキャリア教育のあるべき姿を説明できる。

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

第 1回  教育相談と生徒指導ー定義・歴史・理論
第 2回  学校における問題行動とその対応 不登校① 定義・出現率・状態像
第 3回  学校における問題行動とその対応 不登校② 分類・類型
第 4回  学校における問題行動とその対応 不登校③ 本人に対する対応・保護者との連携
第 5回  学校における問題行動とその対応 いじめ① 定義・いじめ認知件数・いじめの種類
第 6回  学校における問題行動とその対応 いじめ② いじめの理論と対応
第 7回  学校における問題行動とその対応 発達障害① ADHD・LDの理解と対応
第 8回  学校における問題行動とその対応 発達障害② ASDの理解と対応                                                 第 9回  学校における問題行動とその対応 思春期・青年期のメンタルヘルス① 
第10回  学校における問題行動とその対応 思春期・青年期のメンタルヘルス②
第11回 学校における問題行動とその対応 非行
第12回  予防的なかかわりとしての集団に対するアプローチ 
第13回  進路指導とキャリア教育①
第14回  進路指導とキャリア教育②
第15回  試験

成績評価方法/Evaluation Method

講義の最終回で行われる期末試験と、出席及びレポート課題で評価します。
それぞれの配分は、期末試験(50点)、出席およびミニレポート課題(50点)。
尚、試験は持ち込み可(講義資料・テキスト・自筆ノートのみ)とします。十分に準備をして試験に臨んでください。

教科書および参考書/Textbook and References

  • 『事例で学ぶ 生徒指導・進路指導・教育相談:中学校・高等学校編第3版』, 長谷川 啓三・佐藤 宏平・花田 里欧子(編著), 遠見書房 (2019) ISBN/ISSN: 9784866160986 資料種別:書籍

関連URL/URL

http://www.e.yamagata-u.ac.jp/~kouhei/lecture.html

授業時間外学修/Preparation and Review

講義資料、テキストを用いて予習、復習を行ってください。また実際に教員採用試験を受験し、教職に就こうとするものは、教員採用試験までに、別途、文部科学省『生徒指導提要』(教育図書)¥300を購入するか、ダウンロードし(文部科学省のHPよりDL可)、目を通しておくと良いと思います。

授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

講義中に、ネットを使用し調べ学習をしていただくことがあります。スマートフォンでも十分可能ですが、画面が大きいPCがあると良いかと思います(PCが必須ということではありません)。

その他/In Addition

講義資料は、ISTUにて配布いたします(第一回目の講義時に指示します)。

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