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哲学

後期 火曜日 2講時 川北キャンパスC206. 単位数/Credit(s): 2. 担当教員(所属)/Instructor (Position): 森 一郎 所属:情報科学研究科. 対象学部/Object: 2セメ:文系 工農/4セメ:理(地)工農. 開講期/Term: 2・4セメスター. 科目群/Categories: 全学教育科目基盤科目-人文科学. 履修年度: 2024. 科目ナンバリング/Course Numbering: ZFH-PHI101J. 使用言語/Language Used in Course: 日本語.

主要授業科目/Essential Subjects

各学部の履修内規または学生便覧を参照。

授業題目/Class Subject

アーレント『精神の生』を読む
Reading Arendt: The Life of the Mind

授業の目的と概要/Object and Summary of Class

この授業では、20世紀を代表する哲学者の一人、ハンナ・アーレント(1906-75)の主著の一つである『精神の生』の第一部『思考』を読み、現代における哲学の可能性について考えていく。今学期はとくに『思考』後半の議論を詳しく見ていきたい。

*初回から教室での対面授業を実施する(オンライン連絡ツールとしてGoogle Classroomを併用する)。履修希望者は初回ガイダンス授業に必ず出席すること。

学修の到達目標/Goal of Study

1.哲学の古典を精読する醍醐味を味わう
2.じっくりものを考えるということの重要性を理解する。
3.哲学の歴史に学ぶことの重要性を理解する。
4.今日的問題を根本的に掘り下げることの重要性を理解する。

授業内容・方法と進度予定/Contents and Progress Schedule of the Class

第1回:ガイダンス
第2回:『精神の生』第一部『思考』「序論」を読む
第3回:『精神の生』第一部『思考』第1章を読む(その1)
第4回:『精神の生』第一部『思考』第1章を読む(その2)
第5回:『精神の生』第一部『思考』第2章を読む(その1)
第6回:『精神の生』第一部『思考』第2章を読む(その2)
第7回:『精神の生』第一部『思考』第3章を読む(その1)
第8回:『精神の生』第一部『思考』第3章を読む(その2)
第9回:『精神の生』第一部『思考』第3章を読む(その3)
第10回:『精神の生』第一部『思考』第4章を読む(その1)
第11回:『精神の生』第一部『思考』第4章を読む(その2)
第12回:『精神の生』第一部『思考』第4章を読む(その3)
第13回:『精神の生』第一部『思考』第4章を読む(その4)
第14回:『精神の生』第一部『思考』「あとがき」を読む
第15回:まとめ

成績評価方法/Evaluation Method

学期末レポートを主とし(60%)、平常点(ミニットペーパーの提出など)を加味する(40%)。

教科書および参考書/Textbook and References

  • 精神の生活(上), ハンナ・アーレント, 岩波書店 (1994) 資料種別:参考書
  • ポリスへの愛 アーレントと政治哲学の可能性, 森一郎, 風行社 (2020) 資料種別:参考書
  • アーレントと赦しの可能性 反時代的試論, 森一郎, 春風社 (2024) 資料種別:参考書
  • 活動的生, ハンナ・アーレント, みすず書房 (2015) 資料種別:参考書
  • 革命論, ハンナ・アーレント, みすず書房 (2022) 資料種別:参考書
  • アーレントと革命の哲学 『革命論』を読む, 森一郎, みすず書房 (2022) 資料種別:参考書

授業時間外学修/Preparation and Review

教科書はとくに定めず、『精神の生』の訳稿プリントを毎回配布し、それに基づいて講読していく予定なので、予習・復習に活用してほしい。とくに、授業後はプリントをもう一度読み直して理解を深めること。さらに、指定参考書の読書に挑戦することが望ましい。

授業へのパソコン持ち込み【必要/不要】/Students must bring their own computers to class[Yes / No]

不要

その他/In Addition

使用言語:日本語/Language: Japanese

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